- 2012-1-8
- センター試験対策
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
先日、このメルマガで
【 センター試験本番までの残りの日数でやるべきことを、
しっかり「1日ごとに」作成しておいがほうがいい 】
というお話をしました。
この話をメルマガで読んだあと、かなりの受験生の方が取り組んでくださったようで
「作成してすごくよかったです!安心できましたヽ(*^^*)ノ」
といったご連絡を複数いただきました。
前回の話は、「勉強」のやることリストの話でしたが、
センター試験本番の戦いは、実のところ「勉強」だけではないですよね。
勉強はある意味当然でわかりやすいのですが、
「勉強以外の面」
にも細心の注意を払っておかないと、足元をすくわれかねないです。
具体的には、体調・健康管理や本番までの準備などですね。
私は昔は(今でもか。。)かなり大ざっぱというか、アバウトな体質でしたから、
現役時代のセンター試験も行き当たりバッタリでした。
本番前日の夕方になって
「ああ、そういえば鉛筆がいるなぁ」
とか言いだして、近所の文房具屋さんに鉛筆を買いに行ったり、
3日前くらいになって、ようやくセンターの時間割を知ったりとか、
かなりの豪傑ぶりを発揮しておりました(-_-;)
で、結果は以前も書きましたが、ハチャメチャ。散々。自業自得。
さすがに皆さんはここまでヒドくはないと思いますが、
しっかりと事前準備をしておかないと、
当日になってかなり慌てます。
本当はそういう準備用のチェックリスト
のようなものがあれば一番よくて、
OCP生には「センター直前対策マニュアル」という
PDFをお渡ししたのですが、
それがなくてもほぼ同じレベルまで準備できる方法があります。
難しい話ではありません。
あらかじめ(つまり今のうちから)、
本番前日から当日の状況を、
超リアルに頭の中で何度かシミュレーションをするのです。
まるで、今、その日のその場所で
その時間をすごしているような錯覚を覚えるほど、
頭の中で鮮明に、前日と当日を仮想体験しておくわけです。
▼朝起きて、目覚ましを止めたあと
▼あの服に着替えて、顔を洗って
▼食事をして、歯を磨いて、用を足して
▼鞄の中の持ち物を最終チェックして
▼数分単語の最終チェックもしたあと家を出て、
▼駅までお父さんに車で送ってもらって
▼駅で320円の切符を買って
▼電車の中が空いてたら間違いノートをチェックをして、混んでたらipodでやる気を高める曲を聴いて
・・・みたいなシミュレーションです。
上記は活字ですからポイントだけ書いてますが、
もっと詳細にリアルに、シミュレーションをしておきます。
これをしておくと何が良いかというと、
まずシミュレーションをしていくうちに、
「あ、そういえば、雪が降るかも!念のため靴下の予備もっておくか」
「タオルもあったほうがいいかも」
「受験票はどこに入れておいたほうがいいかな」
「傘はどうしようか。一応折り畳みだけ持って行くか」
「昼ご飯はどうしようか」
「まてよ、鉛筆削りもあったほうがいいな」
「時計も念のためもう1個持って行くか」
とかなんとか、住んでる環境や地方によっていろいろパターンはありますが、
リアルにシミュレーションすることで前日・当日における
「自分にとって必要な準備」
に気づくことが多いのです。
一般的な準備マニュアルはあっても、
あなたの個別の状況は
あなた自身で気づくしかありません。
このシミュレーションをしっかりしておけば、
当日になって慌てることがほとんどなくなりますし、
かりに何かシミュレーションとは違うことが起こっても、
対策も慌てずに講じれるようになります。
本番をリアルにイメージしておくことが、
いかに本番に大きな影響を与えるかは、
スポーツをしていた人や、何らかの大きな大会などを
経験したことがある方なら、よくわかるかと思います。
それと同じことを、本番当日とその前日も含めて、
しっかりやっておくということですね。
それだけでも、無駄な不安や緊張、準備不足による失敗といった
マイナス要素を、
限りなく抑えた状態で、当日を乗り越えることができます。
ぜひ早め早めに、最低1度は、
前日から本番終了の瞬間までを、
超リアルにシミュレーションしておいてください。