- 2017-1-17
- センター試験対策, 受験生が陥る不安・焦りの対処法, 直前期の勉強法
こんにちは、中西です。
ようやくセンター試験が終わって、
ここからの大学受験生は、
私立大学・国公立大学の本試験を目指して
勉強していくことになります。
センター試験の結果をふまえていろいろ
検討中の人もいると思いますが、
私立大学・併願校・国公立大学に向かって
試験勉強をスタートするときに、あらため
て思い出してほしいことがあります。
それは、大半の受験は「合格最低点」が
6割弱~8割弱の範囲内でおさまることです。
正確な合格最低点はもちろん大学・学部に
よって違うにしても、本試験は大体その範
囲内でおさまることが多いわけで、
ようはセンター試験のような高得点を目指
す必要や、まして9割~満点なんてとれな
くても合格できることが大半、
という当たり前の事実ですね。
なんかこう、いろんなデータを確認できる
ので、つい偏差値とか倍率とかにも目が行
ってしまいがちですが、そこはあまり本質
ではありません。
まして数ヶ月前の模試の判定なんて
もっと関係ないと。
大事なのは「合格最低点」以上に問題を
解ける実力を、試験当日までに身につけ
ればいいのであって、
その割合はほとんどの場合において
6割弱~8割弱くらいの範囲でおさまって
いるわけです。
極端な話でも何でもなく、7割取れれば
合格できる学校・学部も多いわけで、
その場合、言い方を変えれば3割
(≒3分の1)問題が解けなくても
合格できるということです。
なので、過去問をざっくりと見て恐れおの
のいてしまうのは、非常にもったいない
可能性が高いわけです。
なんせ難しそうに見えても、その3分の1は
解けなくても合格できるのですから。
ちなみに、これから受験勉強をスタートする
新受験生の人にとっても、このポイントは同じ。
本番で全部解けなくてもぜんぜんいい、
ということです。
受験ではいろんな数字やデータがあるので
混乱しそうになりますが、ポイントがどこに
あるかを考えると、
以上のような考え方をするのが一番本質に近く、
試験に向かうスタンスとしても理想だと考えられます。
偏差値・倍率・判定といった
“一見もっともそうな数値”
が視界に入るかもしれませんが、それを
あまり必要以上に気に過ぎて、
大事な判断をかき回されないように
してほしいと思いますね。
それではまた。