- 2012-8-5
- 志望校・進路の決め方, 未分類
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
先日このメルマガで、定期的に
「なぜ自分は受験勉強をしているのか?」
といった根本的な問いかけ・確認をしていく重要性の話をしました。
今回はその続編。
実は上記のような、かなり根本的な話を突き詰めていくと
結局のところ、「自分にとっての幸せとは何か?」というテーマに
行き着きます。
大学受験であれ資格試験であれ、
目指す大学も資格も、その先の展望も
当然個々人違うわけですが、共通している点が1つあります。
それは、
【 あらゆる勉強は、畢竟(ひっきょう)自分の人生を良くするために行う 】
ということです。
どんな勉強であれそこは共通しているはずで、
逆にそうでなければ、勉強する意味等ないと思います。
では「自分の人生を良くする」というのはどういうことかといえば
これも結局は自分なりに「幸せ」になるためです。
ところが、ここで「幸せ」という言葉を使ったとたんに
何が何だかよくわからなくなってしまうことが多々あるのです。
もちろん、自分にとっての「幸せ」がもう明確に見えているなら問題ないですが、
そうでない人が、この「幸せ」というものについて考え出すと
場合によってはわけがわからなくなります。
下手をしたらその心の隙間に
ロン毛で無精ヒゲをはやしたオジサンが入ってきて
「私は宙に浮かぶことができます。君も修行すれば出来るようになりますよ」
と言われて弟子入りしてしまうことも・・・・まあないとは言えません(゚д゚lll)
「幸せ」というものを考え出すと、
よくわからなくなることも少なくないのです。
そもそもふつうは簡単に答えが出るようなテーマではないです。
そこで私がおススメなのは、そういう
「私にとって幸せって何なの?もうよくわからん!(;´Д`)」状態
に陥ったときに、「幸せ」の代わりに考えてみてほしいものがあります。
それが、
「充実」
というワード。
つまり「自分にとって『幸せ』とは何か?」
と考えてしまうと意味がわからなくなる人でも
「自分にとって『充実』した生活とはどんなものか?」
と考えるなら、比較的容易に、しかも具体的にイメージがしやすくなるのです。
過去のあなたの人生で、どんなときに「充実」していましたか?
自分にとって「充実している毎日」というのは、どんな毎日でしょうか?
「幸せ」というものを考えすぎて袋小路に入った人は、
それはいったん置いて
【 自分にとっての「充実」(した毎日) 】
というのが、どんなものなのか想像してみてください。
「幸せ」の答えが出なかった人でも
「充実」した生活なら、答えを出すことはそれほど難しくありません。
コツはあまり深く考えすぎないこと。
その答えを出して「充実」した生活を送っていれば、
結局はあとから振り返ったときに
「あの頃は幸せだったな」
と思える可能性は高いです。あるいは、
「幸せだったかどうかはよくわからないが、
最高に充実した人生だったヽ(*´∀`)ノ」
そう思って人生の幕を閉じられるなら、
必ずしも「幸せ」の答えなど見つからなくてもいいんじゃないかと
私は思うのですがどうでしょうか。
「幸せ」というものの定義がよくわからなくなった人は
あまり難しく考えずに
「充実」した毎日を送る人生を目指してみて下さい。