- 2012-8-5
- その他・雑談
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
今回は、やや雑談ぎみの話で。
学生時代ならまだ許されると思いますが、それをすぎて社会人になったとき、
このタイプの人はいつか必ず不幸になるであろう、
ある特定の“体質”というのがあります。
それは、
【 依存体質 】
というものです。
ようするに、「自分以外の何か」に依存して生きていくような、あえてキツイ表現を使うなら
寄生虫のようなタイプの人です。
人間は多かれ少なかれ、何かに依存はしているわけですが、
その度合いがあるラインを超えると、依存体質人間になってしまいます。
依存する対象はいくらでもあります。
会社に、国に、自治体に、学校に、配偶者に、親に、友達にetc
とくに危険なのは、会社や国に依存してしまうこと。
すぐに「保証はあるの?」みたいなことを言うひとは、だいたいそのタイプです。
何をするにしても、誰かが必ず保証してくれると思っている。
そんなものは幻想でしかないのに。
たとえば、会社に依存するタイプというのは
会社への貢献などは一切頭になく、
最低限のことだけこなして、しっかり給料だけはくださいよ、と。
業績が落ちた時に会社をどうやったら立て直せるか、
自分は何ができるか、みたいなことは一切考えなくて
会社が大変なときなのに
「お給料は絶対下げないでね。ボーナスは去年同様で」
みたいな。
簡単にいえば、会社なり国なり、自分が属する、もしくは関わる対象へ
「貢献しよう」という気持ちがなく
「頼ろう」という気持ちが大きいタイプ。これが依存型人間です。
なぜこのタイプが不幸になるかというと、
依存を続けていると、一時的には楽でオイシイのですが、
必ずそのツケがいずれ回ってくるからです。
たとえば会社に依存しつづけている人は、
「会社にとってもっと役立つ人材になろう!」という発想は生まれません。
「いかに楽して給料をもらうか」みたいに考えます。
これは恐ろしいです。
会社で最低限のことだけやって、うまく依存し続けたと思っても、
定年間際になって、依存のツケが回ってきて
ある日突然リストラ。家族で路頭に迷う。
むしろ定年間際までいったらいいほうで、
もっと早くクビになり、転職活動で「自分の市場価値」の低さを初めて思い知らされる。
転職の面接で
「どんな仕事をしてたのですか?」
「部長をやっておりました」
「わかりました、もう結構です」
なんていう都市伝説?も、あながちありえない話ではないわけです。
会社に依存して、頼りすぎたから、ツケが回ってそんな風になってしまうわけです。
また、商売をやっているような自営業の人だから自立していて、
サラリーマンは依存体質、ということも全くないです。
自営業の人でも国や取引先など他の組織に極度に依存している人はいるし、
サラリーマンでも会社にまったく依存せず、
会社に大きく貢献しながら、かつ、
いつその会社が潰れても十分食べていけるタイプの人もいるわけです。
これは体質の問題なので、かりに依存体質の社会人の人が
この記事を読んでも何も変わらないでしょうが、
これから社会に出る受験生など学生の方には、ぜひ社会人になると
そういう危険な体質に陥る危険性が存在していて、
そんな依存体質になったら人生めっさ危険領域に入るよ、
ということを頭に入れておいてほしいと思います。
偉そうなことを言って、私もこれまで大いにいろんな方々に依存してきたと思いますが、
少なくとも何にも依存はしたくないという気持ちを持って
依存しないで生きていくことを志向してきましたし、今後もそれは絶対変わらないです。
「自分は国にも会社にも決して依存しないぞ!むしろ超貢献してやるヽ(`Д´)ノ」
そう決意した人から、本当の意味での幸せや充実を得られるようになるのではないでしょうか。
またそう決意している人が多い国、会社ほど、
いい国、いい会社なのではないでしょうか。
どこまで伝わったかわかりませんが、受験生や学生の方は、この
「依存体質の人に待ち受けている未来」の怖さを、
ぜひ今のうちに頭に入れておいてほしいと思います。