- 2021-2-3
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こんにちは、中西です。
日中に勉強や仕事に集中したいなら、朝の時点で有酸素運動をしておくことがおすすめです。
朝に有酸素運動をすると1日の調子が非常に良くなり、メンタル的にも前向きになれる上に、その持続時間も非常に長い(半日程度)ことが科学的にもわかっています。
私自身も朝に有酸素運動を習慣化していましたが、個人的に常に悩みの種だったのが、
「朝に有酸素運動すると、集中力が最も高い朝の貴重な時間を運動に奪われる」
と言うことです。
あえて「奪われる」と悪く表現しましたが、上記の通り朝の運動はその後のパフォーマンスをアップさせるので1日のトータルの生産性アップには有効なのですが、
最も集中力の高い朝の貴重な時間をその運動の時間に奪われるのも事実です。
これは「トレードオフの関係」ですから、両方を十分に手に入れる事は基本無理なわけです。
コロナの問題と同じで、外出を緩めると感染症が増える代わりに経済は守られる、外出を厳しく制限すると感染症が抑えられる代わりに、経済が悪くなる。
このようにどうしても両方を手に入るのは難しい「トレードオフの関係」というものがあるわけですね。
私自身は朝の有酸素運動にかける時間と、それによって奪われる朝の非常に集中しやすい貴重な時間の「トレードオフ」で悩まされていました。
ところが先日ふと、
「5分だけジョギングしてみるのはどうだろう?」
と思ったのです。
朝のウォーキングであれば大体15分から30分が目安とされますが、私の場合は長い時だと40分から1時間ちかく歩く時もあります。
しかもその後シャワーを浴びるのが大半なので、どうしても朝一の貴重な集中タイムが削られてしまう状況でした。
(歩きながら耳からインプットしているのでよしとしていましたが、机に向かう事は当然できない)
私にとっては朝の場合15分でもかなり短い方なので、それ以下の時間の有酸素運動と言うのは全く考えてもいませんでした。(ウォーキングの各種効果を得たいなら15分は歩いた方が良いので)
これまではそういう前提だったのですが、あえて
「5分」
まで短くして、なおかつウォーキングではなくジョギングにしてみたらどうなるだろう?と思って試してみたのです。
この短時間で外に出るのは面倒だったので、部屋のランニングマシン(トレッドミル)で5分だけ走ってみました。
その後すぐ軽くシャワーを浴びて、朝の勉強(読書など)をしばらくしてみたのですが、想像以上に集中できて驚きましたヽ(´▽`)/
普段そんなにジョギングをすることがなかったので、実はその5分だけのジョギングもかなり長く感じたのですが(終わった後そこそこ息切れするほど)、
たった5分だけでも、自分にとって少しきつい位の速さでジョギングをすれば、その後の集中力アップ効果はかなり得られることに気づきました。
もうしばらく続けてみる予定ですが、この習慣がうまくいけば、朝の貴重な時間を最小限しか取られず、なおかつ
「有酸素運動の集中力アップパワー」
も得られることになります。トレードオフのデメリットが最小限に抑えられると言うことです。
よく考えたら10代の学生時代の時は1500メートル走を6分台くらいで走っていたので(確か)、5分というのは時間にすると短いですが、
自分にとってのきつめのジョギングの時間としては、結構長いといえます。
少なくとも、朝の目覚め効果とその後の集中力アップ効果の「時間対効果」でいうと、かなり有効度が高いように感じました。
また、多少きつくてしんどいといっても所詮は5分だと思えば、気軽に取りかかれますし、継続もできそうです。
ただし5分程度ではダイエット効果や成長ホルモンの効果などはほとんど得られませんので、
あくまでこの場合は、朝の貴重な時間が奪われるのを最小限に抑えつつ
「運動後の集中力アップ効果」
を得たい人向けのやり方と言うことになります。
というわけで、たった5分でも朝にジョギングをすることで、想像以上にその後のパフォーマンスアップに貢献してくれる実感がありましたので、
私のように「朝の貴重な集中タイム」と「有酸素運動の時間」のトレードオフに悩まされている人は、よかったら参考にしてみてください。
それではまた。