- 2012-4-13
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こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
受験生の勉強状況は人によって千差万別ですが、ある程度共通している点もあって、
その1つが
「今の時期は英語に一番力を入れておくべき」
ということ。
人によっては一年中ずっとそうかもしれませんが、とくに今くらいの受験の序盤戦においては、
よほど英語が完成している人をのぞいて、英語の実力養成が最重要課題になるはずです。
どの大学を受けるにしても英語の配点は高いですし、何より英語の実力養成には時間がかかるからです。
私はセンター試験で地学や漢文も受けましたが、
地学とか漢文はかなり短期間で完成させることができます。漢文なら、早ければ1ヶ月かからなかったりします。
その2つの実力養成にかかる労力を10としたら、英語の実力養成は100~200くらいかかるイメージです(あくまでイメージですが)
なので、たとえば「夏から本格的に英語を始めるぞー!!」という人がいたら、かなりというか、絶望的に危険です(-_-;)
まして、「英語は秋から本格的に始めるぞー!」なんていう人が万が一いたら(いないでしょうけど)、
絶望的というか絶望です。英語でいうならオーマイガッ!(?)
とくに、これまであまり英語の勉強をしてこなかったという人は、
あなたが思っている以上に「英語の成績はなかなか伸びない」ということを、先にお伝えしておきます。
たしかにやればやっただけ伸びる科目ですが、範囲の決まっている定期テストならまだしも、
模試とかに実力があらわれはじめるのは、1~2ヶ月では難しいです。
「本当に実力がついているのだろうか?ぜんぜん成績が伸びないんだけど(ノд-。)」
という暗闇のトンネル期間が、ふつうは数ヶ月は続きますからね。
そのトンネルをさっさと抜けて、ある程度長文が読めたり、問題を解けるようになったりするまでには、やはり数ヶ月は要します。
もし夏から本格的に英語を始めたら、年末年始くらいまで、ぜんぜん実力が伸びている感じがしません。
模試の判定も、まず良くならないです。この状況はものすごく不安を生みますし、
勉強が辛くて精神的に参ってしまう可能性もありえます。
なので、英語をスタートするのは早いに越したことはないのです。英語の取り組みが早いと、本当に後々ラクになります。
OCP(受験勉強オンラインコーチング・プログラム)の高2のメンバーで、私のアドバイスでかなり早い段階から英語に力を入れていた女の子がいるのですが、
彼女はすでに1冊英単語帳も終わらせていて、長文もかなり読めるレベルになって3年生を迎えることができました。
英語を人より先んじてやることが出来た彼女は、間違いなく第一志望に現役合格できると私は確信しています。
英語が得意であればあるほど、受験は有利に運ぶことができます。そして、それは今からでも全然遅くないのです。でも、夏からでは遅いです(笑)
特殊な受験をする人以外は、受験の序盤のこの時期は、
何よりも優先して英語の基礎実力養成に力を入れてほしいと思います。