- 2011-2-19
- 潜在意識・自己暗示の活用
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
のっけから怪しい記事タイトルで恐縮ですが(笑)
「お祈り」と「催眠術」の共通点って、なんだかわかりますか?
実はこの2つに共通する「あること」を勉強をする時に応用すれば、
非常に有効な集中力アップ法になるのです。
「見えないパワーを利用する」
・・・ではありません(笑)。
まあ確かに、前者は神様とかに祈願するということでしょうし、
後者の催眠術は、脳の潜在意識に働きかけるという意味では「見えないパワー」には違いないのですが、
もっと具体的にハッキリした共通点がこの2つにはあるのです。
それは、
同じ言葉を繰り返すこと
です。・・・どうでしょうか、これだけでピンと来ましたでしょうか?
つまり、「お祈り」であれば、初詣とかに行って
「○○大学に合格しますように」
みたいに心の中で思うわけですが、ふつう神社とかに言ってお賽銭を入れて手を合わせたときに、その「○○大学に合格しますように」という言葉を
「1回だけ」心の中で言ってみた
って人は少ないはずです。なんかそれだと「○○大学に合格しますように!はい、じゃあそこんとこヨロシク!」みたいな感じになって
なんといいますか、祈りの効き目が薄そうじゃないですか(笑)
ふつう、本気で祈るのならば、「○○大学に合格しますように」という言葉を、何回かは「繰り返す」はずです。
催眠術も同じです。というか、催眠術のほうがよりこの傾向は顕著になります。
たとえば、催眠術師があなたに催眠術をかけるときに、
「あなたはだんだん眠くなる~!はいっ、どう!?眠った!?」
みたいに、「だんだん眠くなる~」の部分を「1回だけ」しか言わない、ということはまずありません。ほとんんどの場合は
「あなたはだんだん眠くなる~眠くなる~眠くなる~」
みたいに、何回もその言葉を「繰り返し」ます。
つまり、「お祈り」も「催眠術」も、しっかりやる場合(!?)は
「同じ言葉を繰り返す」
必要があるのです。「1回だけしか言わない」では両方とも効き目がないわけですね。
これは一体、何を意味するのでしょうか?
そして、この共通点を勉強に応用する方法とは?
次回に続きます。
⇒次回の記事 「アホな「尊師」にも天才の「孫氏」にもなれる、脳のすごいカラクリとは?」