- 2011-1-19
- 勉強の集中力アップに役立つアイテム, 睡眠効率アップで集中力UP
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
さて、前回の続きです。
前回は、ここ最近ずっと続いているバカ寒い冬の朝において
われわれ人類は、いかにすればうまく起きれるかについて哲学的に考察しました。
<前回の記事>
寒い朝でも布団からすぐに出られる方法(前編)
簡単に復習しますと、冬に朝起き辛い最大の理由は、
「部屋が寒いから」
であり、この異常なまでの起き辛さは「気合」で乗り越えるよりも
「工夫」と「強制力」
で乗り越えるとうまく行く可能性が高い、
という話でした。
寒い中で早起きできるかどうかは、この時期の受験生にとっては死活問題になりかねませんからね。
受験本番はほとんどの場合朝からですし、それに慣れるために早起きの習慣をつけよう、
といった話は、あるいは耳にタコができるくらい聞かされているかもしれません。
もちろん、一般的に言って、大半の人が集中力を高く保てる
「午前」という時間帯を、最大限利用する
という意味でも、「冬場における早起きの習慣化」は、重要課題といえるのです。
そこで、私が考える「工夫」と「強制力」なるものについてお話ししたいのですが、
その前に、今回の話で早起きできる可能性を高めるためには、ある「前提条件」がいくつかあり、
最低限、この前提条件を満たしている必要があります。そうでないと、今回の方法を導入しても意味をなさなくなるからです。
何かといいますと、
「部屋が寒いから」という「以外の」理由で起き辛くなってませんか?
という確認です。具体的には
▼そもそも十分な睡眠が取れてますか?
▼前の晩は遅くまで起きてませんでしたか?
▼シャワーだけですまして体が重くなってないですか?
▼寝る前に飲食をしてないですか?
といった確認ですね。
この最低ラインがクリアしてないと、そもそも「睡眠不足」だからとか、「睡眠が浅い」からといった理由で起き辛いだけで、
「冬の朝の起きづらさ対策」の話とは関係ない話になってしまいます。
このあたりの対策法については、以前に別の記事に書いてますので、まだご覧になってない方は以下よりどーぞ。。
<関連記事>
夜寝る前にやってはいけない「至福の快楽」とは?
では、「強制力」と「工夫」の話に戻しましょう。まずは「強制力」から。
強制力とは何かというと、
「無理やり起きざるをえないシステムを作る」
ということですね。簡単な話です。
ちょっと余談ですが、あの明治維新の立役者である西郷隆盛は、冬の朝に弱い自分を変えるため、朝起きて「目が覚めたその瞬間」に
掛け布団を足でけっとばして飛び起きる(!)
という極めて合理的かつマッチョなアイデアによって、遅寝を克服したといわれています。
しかし、さすがにこれは我々のような凡人にはあまり真似ができない方法かと思われます(笑)。
ただしこの「無理やり布団から飛び起きる」という部分については、
寒い朝に起きる上で非常に重要なコンセプト(!)だと私は思っています。
たとえば枕元に目覚ましを置いているだけでは、簡単に「うるさい!」といってアラームを止めて二度寝してジエンドですし、
かりにスヌーズ機能(数分後に再度鳴り出す機能)がついていたとしても、結果は変わらないはずです。数分後に「何度もウッセーよ!このタコ!」などと言ってアラームを切って終わる危険性大。
となると、物理的に「強制的に」起きようとするなら、単純にもう
布団から出ないとアラームを消せない場所に目覚ましを置く
これ以外にないと思われます。
以前、早朝番組の女子アナが、
「朝早く起きるために目覚ましを8つ用意している」
といった話をしていましたが、目覚ましの数を増やすのも悪くないですが、結局布団に入ったままでもアラームを消せる状態だと、同じことの繰り返しで、いくつも目覚ましが必要になるだけです。
それよりは、布団から離れた場所に目覚ましを置いて、布団から一度出ないとアラームが消せない状況を作っておいたほうが、確実性は高いです。
が、それでもまだ大きな問題が残っています。
せっかく布団から出て目覚ましのアラームを止めたのに、そこまでしても、また布団に戻って「あと5分だけ!おやすみなさい」をしてしまうのです(笑)。
この大問題(?)を解決するには、どうすればいいか。
ここでちょっとした「工夫」が必要になってくるのです。それは・・・
すいません、長くなったのでもう一度だけ次回へ続けます!
P.S
さすがに本文には書けないのでここに書きますが、
「布団から強制的に飛び起きる」というコンセプトで作られた、かなり先進的な目覚まし時計があります。こちら↓
フライングアラームクロック (空飛ぶ目覚まし時計)
どういうものかというと、まず時間が来たら「けたたましいサイレン音」が部屋中に鳴り響きます。ここまでなら普通なんですが
サイレン音と同時に、時計の上にあるローターがなぜか高速回転し、ヘリコプターのようにローターが部屋の中を飛んで行きます(笑)
で、そのローターを元に戻さなければサイレン音が鳴り止まないという逸品。まさに21世紀の目覚まし!
しかもご丁寧にスヌーズ機能までついているので、二度寝したら4分後にまたサイレンが鳴ってローターがまたどっかへ飛んで行きます。
説明文によると「どんなに眠くても起きるしかない画期的な目覚まし時計です」とのこと。
個人的にはかなりウケるんですが、購買する度胸がありません(笑)。興味ある方はどーぞw
フライングアラームクロック (空飛ぶ目覚まし時計)
本体サイズ:直径140×高さ110mm
男女共用、電池:単3電池4本
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