- 2014-4-26
- 元アメブロ記事(13年2月~14年5月、修正中), 受験勉強のスタート準備
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
ここ数回、受験勉強を本格的にスタートさせる前にやっておくべきことをお話しております。
今回のテーマは、「合格体験記のまとめ読み」です。
合格体験記がどういうものかについては説明不用だと思いますが、自分が志望する大学(もしくはそれに類する大学・学部も含め)の合格者が書いた受験勉強の体験記ですね。
ここに掲載されている情報は、学校や塾の先生からは教えてもらえない、「受験生目線の生の情報」が多いわけです。
春はどういう勉強をしたか、
夏休み前までにどれくらい進めて、
夏休みはどんな参考書をどんなことを意識して勉強して、
秋からはどんな内容の問題集をどんなペースでやっていって・・・
・・・・・などなど、実際の合格者が受験生時代に何を考え、どんな勉強をして、どんな壁に悩まされ、どんなことに注意して、最後に合格を勝ち取ることができたのか。
そういう元受験生しか語れない「具体的」かつ「使える情報」がとても多いのが、合格体験記の特徴です。
したがって、受験勉強をスタートさせる前に、一人分だけとはいわず、複数人の体験記をまとめて読んでおくと、大きな時間の無駄や失敗を事前に回避することができる確率が高くなります。
なんせ毎年毎年多くの受験生がその道を通っているわけで、みんな同じようなところで悩んだり、同じような失敗をしているものなのです。
それを実際にどう解決したかも具体的にかかれているわけで、あなたがわざわざまた再び同じような悩みや失敗を体験する必要などないのです。
歴史を学ぶ意味と同じで、先人がすでに多くの経験をして成功までの体験を活字としてつづってくれているわけですから、それを読まないのはあまりにももったいない。
最終的にその情報を使うかどうかは別として、先輩たちの体験記に目すら通さないのは、個人的には意味がわかりません。
ちなみに、私も受験勉強を本格的にやり出す前に、この合格体験記の一気読みをやりました。
エール出版などの合格体験記ばかりを集めた本、赤本などに掲載されている体験記、高校が配布した体験記なども熟読しました。
とくにエール出版の本は、定期テスト前に読む参考書のように、線をいっぱい引きながら体験記を読みまくりました。
最初にこの作業をやらなかったら、まあ大学には合格できていないと思いますね。それくらい有用な情報が多かったのです。
というわけで、受験勉強をスタートさせる前には、まずは合格体験記をまとめて読んでおくことをおススメします。
合格体験記には、他にも読むメリットや読み方のコツ、注意点などがありますので、それは次回以降に解説します。
今回はいったんここまで。