- 2013-8-10
- 元アメブロ記事(13年2月~14年5月、修正中)
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
アメブロをやっている方ならわかると思いますが、アメブロのアクセス解析に「検索ワード」というページがありまして、
これは何のページかというと、ようするに「ブログの読者さんがどんなキーワードを検索して、ブログに訪問しているのか」ということがわかるページです。
昨日、久しぶりにこのページを見ていたら、かなり面白いキーワードで検索して、このブログに来てくださっている方も少なからずいらっしゃいまして、
そのキーワードで私も検索してみたところ、ふだん見慣れない面白いサイトにいくつか出会いました。
で、ここからが本題なのですが、そのとき見つけたページに、こんな話が出ていました。
「『高3』の10人に2人は、9時間勉強した!」
というアンケート調査の結果です。(参考:Benesse教育情報サイト)
ベネッセが1000人以上に行ったアンケート調査では、高校3年生で夏休みに1日平均9時間~12時間の勉強をした人が18.6%、12時間以上勉強した人が3.2%とのことでした。
高校の学年別に結果が出ているのですが、9~12時間勉強している高1は0.7%、高2は1.9%とのことで、
10時間前後勉強する人の割合は、高3になってから一気に10倍に増えるようです。
この調査結果を見ると、夏休みの勉強時間が7時間未満の高3は6割いるもよう。
むむ・・・7時間未満は少なくないですかね。他に用事もなくて、1日中勉強に使える人の勉強時間としては、7時間でも個人的には少ないと思います。
だって8時から勉強したとして、昼休憩と合わせて2時間休憩をとったとしても、17時で終わってしまいます。
必ずしも勉強時間で決まるわけではありませんし、勉強時間だけ長くても、実際の密度が低ければ意味はないのは当然ですが、
それでも、「受験の天王山」の夏休みの勉強時間が7時間以下というのは、ちょっと寂しいような気がします。最近何度となく言ってますが、夏休みは自分の人生が超かかっているわけですからね。
あなた自身がその7時間以内の時間を密度濃くすごせていて、その時間配分で納得しているなら、それでOKです。
もしそうではなくて、もっと勉強できるようになりたいなら、今よりもう少しチャレンジする必要がありますね。とはいえ、これは単なる「慣れ」の問題だと認識してください。
つまり、7時間以上の長時間勉強に、慣れているかor慣れていないか。ただそれだけの問題である可能性が高いのです。
よって、その場合に一番いい解決策は、
【 1日だけでいいので、理想の勉強時間を達成する 】
ということ。
たとえば9時間勉強が理想であるなら、たった1日だけ、9時間の勉強を達成してみることに全エネルギーを使ってみるのです。
で、1日でも9時間勉強が達成できれば、「ああ、こんなもんか」というふうに意識の壁を越えることができます。「なんだ、俺でも9時間勉強ぐらい、やればできるじゃん」と思えるわけです。この感覚が重要。
繰り返しますが、すでに7時間前後まで勉強できているなら、もうすでに勉強に集中するための基礎体力はそなわっているわけです。
よって、ここからさらに長時間勉強できるかどうかは、「工夫」の問題というより、「慣れ」(=意識)の問題である場合が大半です。
「慣れ」の問題は、上記のとおり「一度、壁を越える」ことで解決できます。
まずは、たった一度でいいので、あなたの目指す長時間勉強の壁を越える経験をしてください。
その壁を越えた先に、理想の毎日が訪れるようになりますから。
「今日1日だけがんばって乗り越える!」というチャレンジが、長時間勉強を習慣にするための最重要ポイントになります。