- 2014-1-14
- センター試験対策, 元アメブロ記事(13年2月~14年5月、修正中)
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
センター試験は基本的に教科書がベースになっている試験ですから、重箱の隅をつつくようなおかしな難問奇問は出ませんが、
それでも時々、かなりの難問が出題されることがあります。
たまに「今年のセンターの○○(教科名)は難しかった!」と話題になったり、場合によってはニュースになることすらあるくらいです。
ただその場合でも、試験を受けている真っ最中は、つい自分の世界に入りすぎて「自分だけが問題を解けないんだ・゚・(ノД`;)・゚・」と思いやすい傾向があります。
みんな(他の受験生)がその問題をどう思っていたのか判明するのは、試験が終わったあとだからです。
それだけならまだいいですが、最悪のパターンは、みんなが難しいと感じている問題を、自分だけが解けないと思いこみ、
必要以上にその問題に時間を費やしてしまうこと。これは怖いですよ。
それで正解したらまだいいですが、時間をたくさん投入して、しかも不正解だと目も当てられません。
こういう事態に陥らないためには、問題に手こずりかけたときに、「この問題は、他の受験生にとってもかなりの難問なのでは?」と一度考えてみることです。
これまで一定以上のセンター過去問・実践問題・模試などを受けている人であれば、少し考えてみればそれがセンターレベルにおいて難問かどうかは、ある程度わかるはずです。
その結果、「これはあきらかに難問の部類だ!」と思ったのであれば、その問題はみんなも同じように解けない(もしくは正答率が低い)問題の可能性が高いので、
そこにあまり時間をかけすぎないで、ある程度考えて無理そうなら、もうさっさと次の問題に行った方がいいです。
難問には、ざくっと分けると「自分にとっての難問」と「みんなにとっての難問」があります。
前者はみんなと差がつきやすいので一定以上ねばった方がいいですが、後者の場合はみんなも同じように点数がとれないので、仮に間違っても差がつきにくいわけです。
よって、そのような問題で長時間粘って問題を解こうとするのは、リスクだけが高まるのであまり賢いやり方ではありません。
難問に出くわしたら、「これはみんなにとっても難問か?」と一度考えるクセをつけておいてください。