- 2013-10-24
- 元アメブロ記事(13年2月~14年5月、修正中)
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
前回、朝早く起きて勉強する「朝勉」のメリットについて解説しました。
<前回の記事>
朝型学習にはどんなメリットがあるのか?
今回はその続き。朝勉に興味がわいた方へ、朝勉への「切り替え方」をお伝えします。
まず前提として頭に入れておくべきなのは、これまでより「早起き」をするなら、その分これまでより「早寝」をしないといけない、ということです。
実に当たり前のような話ですが、この重要性に気づかないでつまずく人が意外と多いです。「早寝」しないで早起きなんて出来ないのです。
では「早寝」をするためには、どうすればいいのでしょうか?
結論からいいますと、いつもならまだ起きている時間帯に、早々と布団に入って寝る必要があるわけですから、まず1つめは(とくに切り替える初日は)日中のあいだに脳と体をいつも以上に疲れさせておく必要があるということです。
脳については、当然勉強することで疲れますが、切り替える前日(=早寝する当日)は、たとえば休憩をいつもより控えめにして長時間勉強してみたり、
何度か「超集中タイム」を設定して、脳みそをいつも以上にフル回転させておく。とにかく日中は気を抜かない。当然、この日は昼寝は禁止です(笑)
肉体的にも、歩行時間を増やしたり、エレベーターの代わりに階段を使ったり、とにかくいつもより運動量を増やしておきます。
もう1つは、できるだけ日光に当たっておいてください。とくに朝ですね。
人間の体は日光を浴びてから14時間後あたりから、脳にメラトニンという睡眠誘発物質が分泌されるので、日光も眠気を促す大事なポイントです。朝7~8時までに日光を浴びておけば、21~22時頃から眠くなります。
また、寝る2時間前からの注意として、食べ物を食べない&スマホやPCの画面を見ないこと。
スマホの画面は実はかなりの明るさなので、上記のメラトニンの分泌すら抑えてしまうことがわかっています。
つまり寝る前にスマホやPCの画面を見ていると、せっかくの眠気が消え、目がさえてしまいやすいのです。
また、食事・間食も睡眠を浅くするので、遅くとも2時間前からは厳禁です(*_*)
以上、「早寝」のポイントをまとめると
■いつも以上に勉強に集中して脳を酷使する
■いつも以上に肉体への負荷をかける
■いつもより早め&長めに日光に当たる
■寝る2時間前からは食事・スマホの禁止
これが私のオススメする「早寝」のポイントですね。
そして、「朝勉」へスムーズに切り替える最後のポイント。たぶんこれが一番重要だと私は思っているのですが、
【 「早起きして気持ち良く勉強している自分」をイメージして寝る 】
ということです。これ、とくに切り替える初日にはとても重要になります。
「明日、5時半に起きて、静かな空気の澄んだ部屋で、6時から家を出るまで気持ちよく集中して勉強できるぜーヾ(´▽`)ノ」
というふうに、朝の気持ちいい空気の中で、集中して勉強している感覚を頭にイメージしながら寝るのです。
人間、起きてから楽しいことが待っていると、朝早く起きられます。遠足とかディズニーランドに行く日は、ズバッと朝起きられるアレです。逆に、1日がとてもしんどいのがわかっていると、朝も起きづらい。
つまり寝るときの心理状態、もっといえば、「起きた当日のイメージ」が楽しいかしんどいか、で朝の起きやすさが変わるわけです。
よって、とくに早起きに切り替える初日は、「早起きして勉強する気持ちいいイメージ」を脳に植え付けて寝たほうがいいのです。これは私の個人的な人体実験においても何度も実証済みです(笑)
朝勉の良さを忘れた人は、もう一度前回の記事を確認しておいてください。朝勉のメリットを箇条書きでまとめていますので。
というわけで、以上、私が考える効率的な「朝勉への切り替え方法」でした。朝勉を検討中の方は参考にしてみてください。