- 2013-10-12
- 元アメブロ記事(13年2月~14年5月、修正中)
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
受験勉強のやる気を高めるためには、即効性の高い様々なやる気アップテクニックがたくさんあり、このブログでもよくご紹介していますが、
それ以前の問題として、もっと根本的な(とくに心理的な)部分で、勉強へのやる気が高まっているかどうかがとても重要です。
受験生の場合、それは「なんとしても合格したい!!(>_<)」という強い気持ちがあるかどうかが問われるということ。
勉強ノウハウとか効率の良い記憶法とか、そういうテクニック論以前の問題として、このような合格への強い情熱がなければ、
当然の帰結として、その気持ちが強い人には最終的には勝てないわけです。
では、どうすれば今以上にもっと「合格したい!」という強い気持ちを芽生えさせることができるのか?
その一番ベストな方法として、ほとんど月一回くらいのペースで取り上げているのが、大学受験生の場合は「志望校の見学」ということです。
合格後に自分が進む世界を、直接その目で見に行こう、という話でした。
その大学の教育現場や学生を自分の目で見ることで、合格後のイメージを強烈に脳に焼き付けることができ、
受験勉強に向かうエネルギーを一気に高めてくれるわけですね。確信を持って受験勉強に取り組めるようになるわけです。
まだ行っていない人は、今からでも遅くないので、可能な限り足を運んでおくことをおススメします。
それをすでに終わらせている人も、引き続き、時々でもいいので自分の目指す志望校関連の情報には触れておいた方がいいです。
というのは、人間はある特定の対象について、それに関する情報量が増えるにつれて、自然に好意が高まりやすい傾向があるからです。
あまりテレビで見かけないお笑い芸人よりも、もともとそんなに好きでない芸風でも、しょっちゅうテレビに出ている芸人に対して気が付けば好感を持ってしまっていることってあると思います。
恋愛や人間関係も同じで、最初はなんとも思っていなかったのに、少しずつその相手の情報が増え、どんな人物かが分かっていくにつれて、その人物を好きになっていくことが少なくありません。
志望校に対する思いもこれに似ているところがあり、志望校の情報量が増えれば増えるほど、その大学を好きになりやすいのです。
逆にいえば、自分の中にある志望校の情報が少なければ、その大学への好意レベルもあまり高まりませんから、「なんとしても合格したい!」という情熱にまで高まりにくいのです。
だから、あなたが「この大学になんとしても合格したい!」という強い情熱を持ちたいなら、何でもいいので少しでもその大学の情報を集めて、その大学について多くのことを知っている状態になっているのが理想です。
受験勉強のやる気を高めたいなら、休憩がてら、その大学のサイトや掲示板や赤本やらパンフレットやら、情報源は何でもいいのでその大学の情報にできるだけ触れるようにしてみましょう。
もちろん一次情報が一番理想ですので、実際に行ったことがある人はその時のことも思い返しながら、他の情報にもいろいろと触れていくということですね。
勉強のやる気を高めるには、時間の許す範囲で、その大学のことをたくさん知って、少しでも好きになっておくのがベストです。
そうやって情報量が増えてその大学を好きになればなるほど、「ここに合格したい!」という根本的な情熱につながって行きます。やる気アップのノウハウなどは、そのあとの話です。
「私のこの大学への愛情は、全受験生のトップ1%に入ってるはずだ!」
ぐらいまで言えるような人が、一番合格に近いところにいるということですね。