- 2013-10-11
- 元アメブロ記事(13年2月~14年5月、修正中)
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
昨日は個人的にやっている年に2回の業界動向チェックデー。業界というのは、私がいる受験・教育業界ですね。あと集中力系も。
半年に1回くらいこのネタを書いてますが、この2年くらい?は、ずっと業界情報をふだんは基本的に遮断してます。
本当は毎日でもやるべきなのかもしれませんが、どうもそういうのが向いてないのと、やらないメリットの方が大きいとあるとき気づいたのです。
最初はそういうチェックをくまなくやっていると、どこにでもいる普通の業界人になりそうで嫌だったから情報を遮断したという経緯があります。
みんなが同じように自分がいる業界の動向をくまなくチェックして情報収集しているなら、私は普段は一切やらずに、他業界ばかりチェックしてやろうという考え。
それで異質な存在を目指そうというわけですね。イバラの道ですが(–;)
あとから気づいたメリットとしては、半年空けるといろいろ変化があってとても面白いというのがあります。そうやって普段は情報を遮断して、時間を空けてチェックする楽しさがあるのです。
1~2ヶ月だとそんなに変わってないのですが、半年空けるといろんな会社で新サービスが出ていたり、新展開をされている事業者さんもいてその変化をかなり楽しめます。
今回もかなり面白い新サービス展開をされてるところや、半年前とは比べものにならないほど活躍されている方もいてとても刺激を受けました。
こういうチェックの仕方をやっていると、自分のいる業界が新鮮に見え、人と同じような方向にも行かなくなりますので、人と少し違う存在になりたい方にはおススメのやり方ですね。
(「あそこに追いつけ追い越せ!」とか、「あの会社に勝つぞー!えいえいおー!」的な目標をお持ちの方には向かないです。
「勝負(競争)に勝つ」という発想自体が無い方、合わない方は向いてます)
毎日のように、みんなが互いに自分の業界チェックばかりやっていると、気づかないうちにみんなが同じようなことをしてしまう傾向があるのです。
そこに気づかず、この落とし穴にハマる会社は本当に多いです。
日本の電機業界が軒並みアメリカや韓国にシェアを奪われて負けてしまったのも、国内で「業界内の競争」ばかり意識し、業界内の動向ばかりチェックしてたからだと、とある電機業界の専門家の方がおっしゃていました。
それと今回いろいろ見て回ってちょっと(というかかなり)気になったのが、おそらくこの業界の人が書いたと思われるネットの匿名性を利用した業界内の誹謗中傷的なものがあったことです。
途中でそういうものを見つけて結構すごい衝撃を受けました。(私への中傷とかではないですよ。念のため)
詳しい真相は知らないので何とも言えないのですが、私が見た限りやっかみ半分であまり根拠の無いような中傷や揚げ足取りをする人たちが、この受験・教育業界にも相当跋扈しているようです。
まあこの手のことはどんな業界でもあることなのかもしれませんが、なんだかなぁという感じ。
中傷を受けていた方が、業界の人があまりやらないような試みをいろいろとされている方だったのですが、そういう取り組みに対して誹謗中傷をやる人は、たぶん自分で何かを作ったり、新しい試みをやったことがない人なんだろうなと思います。
こういう人は、他人の取り組みが「100%正しいか、正しくないか」という点をみて、わずかでもおかしな点があれば、そこを突いてその取り組みを批判したりするわけです。
でも、そんな完璧なものなんて世の中そうそう無いと思うんですが。。自分で何かをやったことがないと、きっとそこがわからないんだろうなと。
その中傷にかける猛烈なエネルギーを、どっか他に向ければすごい仕事ができるんちゃうの?・・・なんて突っ込みたくなります。
結局そういった誹謗中傷も、同じ業界内で他者の動向を意識しすぎるから出てくるのではないかと思うのです。
話を戻しますが、そんなわけで昨日はパソコンの前に半日へばりつく業界チェックデーでございました。
これ、あまりやる人はいないと思いますが、社会人の方で自分の業界内で異質な存在を目指す方には、個人的にオススメの方法です。(私はまだ志半ばですが。。)
このやり方は「情報収集を一切しない」ということではないので誤解なきよう。「同じ業界内の」「ネットの情報を」「毎日くまなくチェック」する生活から離れる、ということですね。
とても全員にオススメできるような方法ではないのですが、変わり者になりたいとか、面白そうだと思う方はよかったらやってみてください。(ただしそれで何か損失が出ても責任は持てませんので念のため!)
受験ネタも書こうかと思いましたが、今日はちょっと立て込んでるのでこのへんで失礼しますm(_ _)m
ではまた次回!