- 2013-10-14
- その他・雑談, 元アメブロ記事(13年2月~14年5月、修正中)
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
前回は、受験生がこのブログを読むメリットについて書きました。まだ読んでない方は、まずはこちらからどーぞ。
<前回の記事>
このブログを読むメリットについて話そう
今回もその続編を。
受験勉強を進めていく上で、あなた自身がもともと持っている「癖」(クセ)というものが、勉強の生産性に影響を与えることが少なくありません。
たとえば、悪いほうの癖でいえば、夕食を食べたあと必ずテレビを見てしまう癖だとか、朝は必ず二度寝してしまう癖とか、
そんな生活習慣上の「悪い癖」のせいで、本来もっと有効に使えるはずの時間を失っていることがあるわけですね。
私はこのブログを通して、そういった生活習慣上の「悪い癖」のせいで勉強量が減ってしまうリスクを少しでも減らしてもらえるように、それ関連のネタを選んで書くことが多いです。
さらにもう1つ、記事のネタを選ぶときに意識していることがあります。
先ほど生活習慣上の「癖」と書きましたが、「癖」というのは、生活習慣とか肉体的なものばかりとは限りません。
実は「考え方」というものにも、人それぞれの癖があるのです。
「考え方」の癖というのは目に見えないのでその存在に気づきにくいのですが、多くの受験生を見てきて、間違いなくそれは存在していると私は思っています。
たとえば、何かイヤな出来事があったときに、どう考えるか?
ある人は「なんで私はこんなにダメなんだろう」「私って運が悪いのかな(>_<;)」などとマイナスに考える癖を持っている人もいれば、
イヤなことがあっても「絶対こんなもの乗り越えてやるから!」「本当の私はこんなものじゃない!こんなところでヘコタレてたまるか!」と、プラスに考える癖を持っている人もいます。
あえてわかりやすい例を挙げましたが、こんな感じで人間というのは「肉体の癖」ばかりでなく、何か事に当たったときに頭の中でつい考えてしまいやすい「考え方の癖」も存在しているのです。
「考え方」で悪い癖を持っている人は、きつい言い方かもしれませんが、悲惨な運命をたどる可能性が高くなります。
当たり前の話ですが、結局のところ受験勉強でも何でもそうですが、自分の「行動」が「結果」を生み出すわけです。その「行動」のもとになっているのが「考え方」です。
つまり、あまりふだんは意識しませんが、「考え方」→「行動」→「結果」という流れがあるわけです。
この大本となっている「考え方」の癖がおかしなことになっていたら、最終的に導き出される「結果」もおかしなことになるということですね。
私がこのブログを書くときに意識しているのは、受験生の方がこの「考え方」の部分でおかしい方向に進まないようにすることです。
人は1回聞いただけでは、なかなか覚えることはできません。覚えるためには何度も復習が必要なのは、日頃の受験勉強でよくおわかりかと(笑)
さらに、ある考え方の重要性を「覚える」ことができたとしても、「身につける」となると、また一段違ってくるわけです。受験の暗記と同じで「繰り返し」が必要になってきます。
つまり、このブログを通して、まずは自分の「考え方」に問題がないか振り返る機会を持ってもらい、
さらに問題があると気づいた人には、何度もそれを修正していくように心がけてもらう。一度では簡単に変われないのが人間ですから。
癖というのは、すでに習慣になっているわけで、「わかっていてもついやってしまう」傾向が強いのです。
それを直してもらうためには、同じネタであっても角度を変えて、表現を変えて、事例を変えて、何度も多少しつこいくらいに伝えていく必要があります。
だから、私はこのブログを読み続けてくれる読者さんが、「肉体的な癖」とともに「考え方の癖」についても、読みながら少しずつでも改善していけるように書いています。
それが、このブログのミッションの1つだと考えるからです。
私自身もまだ全然万能な人間でも何でもありませんが、そこはヘタに分をわきまえずに、受験生にとって必要だと思う情報をガンガン提供してきましたし、今後もそうするつもりです。
毎回えらそうに書いておりますが、私も書きながらその内容を再確認し、自分自身に再び言い聞かせていることも少なくありません。このブログはそういうブログなのでございますm(_ _)m
というわけで、前回と今回の2回にわたり、私が考える「このブログの特長」と「読み続けるメリット」について語ってみました。
今後、このブログを読むときのご参考になれば。