- 2014-4-22
- 元アメブロ記事(13年2月~14年5月、修正中), 志望校・進路の決め方
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
大学受験生は、まず最初にやらないといけない作業があります。言うまでもありませんが、
【 志望校の決定 】
です。これ、まだ決まっていない人は、とても危ない状況にいるので、できるだけ早く決めることを意識しておいてください。
志望校すら決まっていないと言うことは、「受験のスタートライン」にすら立てていないということです。
「受験生」という言葉は、一般的には「高校3年生」になったら該当するようなイメージがありますが、厳密にいえば、別に高3からみんなで一斉に「受験生」になるわけではありません。
いつから受験勉強を本格的に始めるかについては、ルールなどないのです。よって、そのスタートが早ければ早いほど有利になります。
高2からでも高1からでも、志望校が決まっていて、そこに照準を合わせて勉強をスタートさせているのであれば、それはもう実質的には「受験生」と同じです。
逆にいえば、志望校がいつまでたっても決まらずに、どこに照準を合わせて勉強すればいいかがわかっていないままの人は、いつまでたっても「受験生」になれません。
あなたはこれから「大学受験」という名の「フルマラソン」に参加するわけです。しかし、そのマラソンコースは無数にあって、どのコース(=志望校)を選んで走ってもいいのです。
早めに走るコースを決めてしまってさっさとスタートを切っている人は、あとからスタートをした人よりも圧倒的に有利になります。
実際のマラソンでもそうですが、上位に入賞するのは、必ずといっていいほど、先頭を走っている集団の人たちです。
つまり、スタートで出遅れた人があとから逆転するのは、本当に難しいということです。
4月になってあなたがどの程度「受験生」としての意識があるのかはわかりませんが、少なくとも全国にいる「ライバル」たち、つまりあなたがこのあと選ぶことになる志望校を、すでに志望校として決定している人たちは、
あなたよりも一足先に、そこに照準を合わせた勉強を開始しています。
周りのクラスメイトやあなたの塾の友人がすでに志望校を決めているかどうかなんて、まったく関係ないですからね。
人間は周りにいる人に大きな影響を受けてしまいやすいものですが、あなたにとって本当のライバルは、周りの友人ではなく、全国にいる同じ志望校を目指す受験生なのです。
というわけで、まずは何よりも先に志望校を決めることを意識しておいてください。
目安がわからないなら、「ゴールデンウィークが終わるまでに決める!」ということを目標にしてみてください。
決定がそれより遅くなってくると、どんどん危険度が増していきます。これをぜひ頭に入れておいて下さい。
志望校が決まれば、あとはその大学に照準を合わせた勉強を、ひたすらやっていくだけです。