- 2013-8-18
- 元アメブロ記事(13年2月~14年5月、修正中)
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
受験生にとって“勉強の敵”といえるものは、生活の中にたくさんあると思いますが、あなたにとって一番の“勉強の敵”は何ですか?
今回は、そんなアンケート調査の話から。
<今日のピックアップ>
受験生の”勉強の敵”は「眠気」 – 現役生はSNS、既卒生はプレッシャーと闘う (マイナビニュース)
常盤薬品工業が、2014年春、2015年春に受験を予定している全国の受験生を対象に行ったアンケートによると、
「受験勉強の敵だと感じるものは?」の問いに対して、ダントツの1位だったのが、「眠気」(68.5%)だったようです。
これは個人的には予想通りという感じ。当会で運営しているOCP(受験勉強オンラインコーチング・プログラム)の受験生の日々の報告を見ていても、
何年も前からそうなのですが、やはり「眠気とのバトル」というのは、受験勉強における大きなテーマの一つになっているのがよくわかるんですよね。
ホント、「睡眠上手は勉強上手」、「睡眠不足は勉強不足」と言う感じです。完全に睡眠と勉強は連動していると言えます。
このアンケートでは、受験生全体の平均睡眠時間は7.2時間だったもよう。つまり、7時間以上寝ても、まだ眠いということでしょう(*_*)
日中にずっと勉強で脳を回転させていたら、「7時間では足りない」と感じてもまったくおかしくはないですからね。
ちなみに、“勉強の敵”の2位以下は「プレッシャー」、「パソコン」、「携帯電話(メール、SNSなど)」、「テレビ」などが挙げられていました。
受験勉強というのは「勉強そのもの」以外にも、いかに“敵”が多いかがよくわかりますね。
こういう多くの“敵”たちを、いかにやっつけるか、あるいは“敵”にしないような環境・システムを作るか、その工夫力が問われるわけです。
まあ、そういう工夫の話は、今までさんざん書いていますが、今後もどんどん書いていく予定。
冷蔵庫の中にある「眠眠打破」の残り本数をチェックしながら、本題。
お盆休みも終わって、8月もあと残り10日ほどになりました。
大学受験生の方は、人生を決するこの「受験の天王山」を無事に登り切れたでしょうか。
「あと10日しかないのに、天王山をまだ登り切れてない(計画通りに勉強できていない)・゚・(ノД`;)・゚・」
という黄色信号がともっている人は、今からでも遅くないので、ぜひ「夏休みを取り返す」べく、残りの期間を集中して勉強していかなければなりません。
そういう人は、一日一日をつい適当に流してしまうクセがついてしまっていることがあります。
今日の勉強計画が、予定より進んでいかない毎日が、いつのまにか当たり前になってしまっていないでしょうか。
そういう人は、まずは「1日の計画を予定通り完遂すること」を、自分の中で習慣化することがポイントになってきます。
「夏休みを取り返したい!」という状況の人は、残り日数でどれだけやるかリスケ(計画の立て直し)をした上で、
1日1日を「今日は大勝負の日だ!」というつもりで、その1日の予定をしっかり完遂することに意識をフォーカスして勉強に取り組んでください。
甲子園では一球入魂の闘いが繰り広げられているわけですが、受験生はさしづめ「一日入魂」ということです。
今日一日の予定をやり切ること。この1点に、魂を入れて取り組んでください。
そして、「同じ失敗」を二度繰り返さないためにも、一日の終わりに今日の反省をしっかり書き出す。
反省点というのは、何かしら必ずあります。あきらかに失敗した日はわかりやすいですが、
そうでないように思える日も、あえて反省点や「もっとこうしたら良かったな」という改善点を、無理矢理見つけだして書き出すのです。その作業が、明日につながっていきます。
実は、以上の話は、何のことはありません。これまでこのブログで何度も言っている話なのです。
しかし、せっぱ詰まったときこそ、基本に立ち返ることが重要。
上の話は、「毎日やってくださいね」とこれまで何度もお伝えしている話ですが、
夏休みが終盤に差しかかった現時点で、「今日まで納得できてない(ノд-。)」「あと10日ほどで何とか取り返したい(*_*)」というせっぱつまった状況にある人こそ、
【 あたり前のことを徹底する 】
ことが、起死回生の挽回をするための最重要ポイントなんですね。
残り少なくなってきた夏休みですが、ここまでの自分に少し後悔している人は、
ぜひ、「あたり前のことを徹底する」という基本的な部分を、1日1日しっかり行うことに意識をフォーカスするようにしてください。