- 2013-8-3
- 元アメブロ記事(13年2月~14年5月、修正中)
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
今回は、最近発見した小ネタを一つ。くれぐれも期待値は下げておいてください(笑)
これは「高さを調整できるイス」を使って勉強している人限定の話なのですが、
あなたはふだん「イスの高さ」を、どの程度に設定されているでしょうか。
一番低い状態から、一番高い状態まで、高さにもいろいろと段階がありますが、この「高さ」をどの程度にするかよって、
勉強と休憩の「切り替え」に、大きな影響が出ることに気づきました。
どういうことかと言いますと、私はこれまでイス高さのレベルを、比較的低めに設定していたのですが、
この高さを試しに「最高レベル」の高さにしてみたところ、それ以降、立ち上がるときの精神的・肉体的負担が一気に激減したのです。
簡単にいうと、イスの高さをMAXにしてから、休憩や雑用などのために立ち上がる際、何の精神的な負担もなく、一瞬で立ち上がることができるようになったということです。
これは長時間イスに座って勉強やお仕事をされている方ならわかると思いますが、
イスに長時間座った状態から、休憩や雑用のために「立ち上がる」というのは、思いのほか(精神的な部分も含めて)それなりにエネルギーがかかります。
パターンは無数にありますが、たとえば休憩タイムにコーヒーを入れて、勉強机で飲むとします。
で、休憩が終わったら、コーヒーカップを流しや別のテーブルへ持って行くために一度立ち上がるわけですが、
イスの高さが低すぎる場合、その休憩を終了させるための「立ち上がり」に案外けっこうなエネルギーを使うので、
立ち上がることがおっくうになることもあるわけです。「あーそろそろ休憩を終わらなきゃな。立ち上がってコーヒーカップを片づけないと」と思ったときに、
イスの高さが低いか高いかで、その「切り替え」の負担がかなり変わってくるわけです。それに最近気づきました。
つまり、このときイスの高さがMAXで高い状態であれば、片づけのために「立ち上がる」のも一瞬ですみ、ほとんど精神的な負担もなくスムーズに切り替えられます。
イスが高くなった分、相対的に机の位置が低くなるわけですが、それが自分の中でマイナス要素だったとしても、
毎回の「切り替え」が簡単になるほうが、そのマイナスを補ってあまりあるメリットだと考えることもできるわけです。
勉強においては「切り替え」ほど重要なタイミングもないわけです。「切り替え上手は、勉強上手」といっても大げさではありません。
勉強ができる人、要領のいい人というのは、ほとんど例外なく「切り替え」がうまいです。逆に要領の悪い人というのは、「切り替え」がヘタな人が多いのです。
私はこのブログで、何度となく「小さなことを馬鹿にしてはいけない」という点を強調してきましたが、今回の話もその典型。
「立ち上がる」ための切り替えに悩んでいる人であれば、このちょっとした工夫が、生産性アップにつながることもありえるわけですね。
やること自体はちょっとしたことでも、それが「切り替え」という大きなポイントに影響を与えるということであれば、
そのちょっとした部分が全体の生産性に影響を与えることになります。
体のツボのようなもので、あるちょっとしたポイントが、全体に影響を与えるということが少なくないのです。
勉強の生産性アップについては、「小さな工夫こそ、王道」と思っておくくらいでちょうどだと思いますね。
というわけで、今回は高さ調整ができるイスを利用している人限定の話でしたが、該当している方で興味のある方は、一度試してみてほしいと思います。