- 2013-9-25
- 元アメブロ記事(13年2月~14年5月、修正中), 受験生の中間・期末テスト対策
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
今回も、本題に入る前にOCP(受験勉強オンラインコーチング・プログラム)のメンバーからいただいたご感想を1つご紹介します。
※OCPとは「自学自習の勉強計画の達成率を上げる」こと1点にフォーカスした日本初の受験生向けオンラインコーチング・プログラムです。
※感想に書かれた志望校・システムなどは当時のままを掲載しています。詳細はOCP解説サイト をご覧下さい。
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ToDoを毎日作成して、さらに達成率を出して報告する。
この過程はめんどくさそうに思えますが、これは勉強量はもちろん、勉強の生産性をとんでもなく上げてくれました。以前のように行き当たりばったりの勉強をしなくなりました。
ToDoを高い達成率で維持するためには、睡眠不足では間違いなく無理です。そのため、健康管理や睡眠時間を必然的に意識するようになりました。
小さな質問でも回答してくれるので、とても、心強よかったです。
レベルの高い人たちの勉強の様子を毎日みることになるのでいい刺激にもなったし、
自分の「当たり前の基準」が上がりました。
とても良かったです。
埼玉大学志望 高3 佐藤君
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自分的には夏休みのほうが一日中勉強できるので、
夏休みの最初からこのラストスパート合宿をやっていれば、
もっと集中力も勉強時間も増えていたなと思います。
しかし学校ありでこんなに100%を出し、こんなに勉強したのは初めてです。
(中西注:彼の勉強時間の最高記録は、1日16時間半でした)
ずっとやっていたいですね。医学部になっても(笑)
国立T大学志望 高3 H君
※追記:このH君はその後最後までOCPを続けて東大に現役合格しました。
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では本題の方へ。
来週から早くも10月になるわけですが、10月になると多くの高校で中間テストに入ってきます。
早めに少しお話しておきますと、現役の大学受験生の場合、中間テストについては、
少なくとも直前の1週間前~数日前くらいは全力で取り組んでおきましょう。そのほうがずっと得ですから。
中間テストといっても、結局は大学受験の勉強です。
中間テストのシーズンに入ってしまうと、日頃の受験勉強の時間がどうしても削られてしまうわけですが、
だからといって、中間テストの勉強内容はおろそかにしないでください。受験で大いに役立つことも少なくありませんし、場合によっては、ダイレクトに受験で出題されることもあるでしょう。
私も受験勉強しながらの定期テスト対策は、とっても面倒くさかったのを覚えていますが、結局まわりの友人たちを見渡すと、
難関大学に合格している人たちは、みんな中間・期末テスト対策もしっかりやっている人たちが多かったです。というかほとんどがしっかりやっていました。
もちろん、あきらかに受験には関係ない科目がテストに入っている場合もあるでしょう。
その科目の勉強をどの程度セーブするかは、あなた自身が他の科目とのかねあいで決めていくしかありませんが、
少しでも関係している科目・分野については、ぜひテスト期間に入ったらその絶好の機会にしっかりやり切っておいて下さい。
このタイミングでしっかりやっておけば、その分野は教科書レベルではマスターできるわけですから、あとから受験勉強としてやるときの負担もかなり減ります。
要するに、中間テストなどの「定期テスト」と「受験勉強」を切り離して考えるのは損だということです。
とくに両者で共通する出題範囲については、テスト期間の勉強がそのまま受験勉強だと考えて、一石二鳥を狙っていくほうがずっと効率的です。
この機会を活かさないで中途半端にテスト対策をしてしまうと、成績が下がる上に、あとからまた別途その分野を勉強しないといけない二度手間が発生してしまうのです。
やらないといけないことは、一番いいタイミングで「ガーッ!!!」と一気にやってしまう。そのほうがやり方としては賢いです。
ふだん授業をあんまり聞いていなくても、この機会に友達にノートを借りて、一気にやるような人は、大きな声では言えませんが一番要領が良かったりします(-_-)
数日の中間テスト対策など、ほとんど無駄にはなりませんので、その時期が来たら「受験勉強があるから」などと考えて中途半端にすごすのではなく、
短期集中で一気にテスト対策をやりきってほしいと思います。