- 2013-8-1
- 元アメブロ記事(13年2月~14年5月、修正中)
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
受験生は、大きくざくっと分けると朝型と夜型のタイプがいるわけですが、
もしあなたが「典型的な夜型」だと自分を認識していない限りは、
今のような夏のシーズンは、ふだんの自分では考えられない時間帯に思い切って早起きして
【 早朝に勉強をする 】
ようにしたほうが、1日の生産性がトータルで高まる可能性が高いです。
この時期に夜遅くまで勉強するのは、あまり得策ではない場合がほとんどだからです。
なぜなら夜遅い時間(つまり寝る直前)というのは、すでに一日の8割、9割の時間をすごしてきているわけで、
たとえ自分自身に自覚が無かったとしても、脳も体も相当疲れ切っているからです。勉強をするコンディションとしては、到底良い状態とは言えません。
つまり「エネルギーが非常に低い状態」で勉強をしているということであり、
まずその時点で勉強の集中力が、朝より低くなってしまっている場合がほとんどです。
また、夜遅くまで勉強した場合、その分朝起きるのが遅くなるわけですが、これがとてももったいない。
言うまでもなくこの夏の季節は、日照時間や気温の関係で一年の中でももっとも気持ち良く朝を過ごせる時期であり、
この夏をすぎれば、どんどん朝は起きづらくなって行きます。
今の時期なら、午前5時頃でも十分外は明るいですし、8時ぐらいまでならまだ暑苦しくもないので、
早朝でも気持ちよく勉強できる場合が多いわけです。この時間帯に、これほど気持ち良く勉強できる季節は今しかありませんからね。
一年でこれほど朝を過ごしやすい季節は他にないのに、8時とか9時頃になってムニャムニャと眠そうな顔をして起きてきて、
午前10時頃になってようやく勉強スタート!!!
・・・ではあまりに遅すぎです。
早朝から勉強していれば、午前10時の時点ですでに3~5時間は勉強が終わっているわけですから、これだけの差を、疲れている夜遅くに取り返すのはとても難しくなります。
もちろん私も、別に年がら年中、「早朝に勉強しましょう!」などとは言いませんが、この「早朝勉強がもっとも適した夏」のシーズンだけは、声を大にして言わせてもらいます。
「アニキ、早朝に勉強しないのは、あまりにももったいないっす!!!」
・・・読者さんが私の中でアニキ役になった謎はさておき、ともかくこの時期ほど「早朝勉強」に適した季節はありません。
そんなに難しい話しではないはずですから、7月までの流れでただ何となく夜遅くまで勉強している状況であれば、
今夜はもう早めに寝てしまって、明日からでも早朝に起きて勉強してみることをおススメします。
少なくともあと1ヶ月半くらいは、その時間帯があなたの1日のゴールデンタイムになるはずです。