- 2026-3-31
- 石油危機・イラン戦争
こんにちは、中西です。
ホルムズ海峡が封鎖されたことによる石油危機によって、
あらゆる日用品・医療品の原材料となっているナフサの枯渇が深刻な状況になっています。
深刻度のレベルはマックスで、私は今まで生きてきて、これほど危機意識を感じた事はありません。
また日本という国単位で見ても、戦後最大の危機的状況だと思っています。
前回お伝えしたように、思ったよりも早く、テレビがこの危機を取り上げました。私の予想より数週間は早かったです。
コロナの時もそうでしたが、都合の悪い事は隠し続けると思ったので。
と言っても私が見た限り、2日前の時点では報道したのはまだMBSだけでしたが。
ただ、ここからは主要テレビ局も報道していくでしょう。備蓄の残り日数が250日と嘘をつきながら。
(何度もお伝えしておりますが、備蓄の残り日数は約95日です。多く見積もっても120日。
既に前回までに参考元のリンクを貼りましたが、日本トップのエネルギー専門家岩瀬昇氏の分析、東大名誉教授安冨歩氏の分析、4つのAIによる分析、中西自身の計算でも確認しましたので、99%間違いないです。
簡単に言うと1日の原油の消費量の実態は約300万バレルにもかかわらず、政府の備蓄は1日約180万バレルと、実態とはかけ離れた少ない消費量で算出しているのです。
官僚お得意の「事態の深刻さを隠すための数字の詐欺操作」がなされています。しかも難しい計算ではなく、実際の現時点での備蓄量の数字を、1日の消費量で割るだけの誰でも簡単にわかる算数でした。
ただこの計算を誰もしないので、日本中が政府とマスコミの大本営発表に騙されています。繰り返しますが、コロナの時と全く同じパターンです。)
ナフサが危機的状況に陥っているのは、様々な点ではっきりわかるのですが、
特にSNS上のナフサに関わる業界・企業の現場担当者や社員の方々の悲鳴が凄まじいことになっています。
シンナーが入ってこなくなっており、塗装業界で仕事ができなくなったと言う悲鳴が上がっています。
ホームセンターなどでも全く手に入らない状況になっているので、塗装業がまず潰れていきます。
塗装業の方々が、もう自分たちの業界が終わったみたいな絶望的な状況になっている投稿を多数されています。
それはつまり建設業も仕事ができなくなっているわけで、実際建設業の多くの方々が現場の超絶に深刻な状態を強く訴えておられます。
医療現場の方々の投稿も深刻を極めていて、このままだと34万人の透析患者を始めとして、まもなく日本中で大勢の国民が亡くなります。311と同じ犠牲者数が毎週発生する位の事態に陥ります。
これを私が煽っているように見えた方は、そういった多数の現場の人たちの投稿を見ていないからだと思います。私は全く煽っておらず、ただ事実を伝えているだけです。
(ここに引用していないのは、そういった投稿をいちいちコピーして、メルマガに転載するのは大変すぎるからですm(_ _)mすいません。
この数日だけでも膨大な数の悲鳴と警鐘が上がっているので、SNSで調べれば誰でも見つけられると思いますが、必要ならそういう現場の声ばかりを集めた特集回を出してもいいです)
あと、歯医者さんにしばらく行っていない人は、急いで予約をしたほうがいいです。
もう歯医者さんで麻酔が手に入らないと言う報告が多数上がっているので、もうすぐしたら、虫歯で歯が痛くなっても麻酔ができないので、治療を拒否される可能性も相当高くなっています。
何度も震災等でサバイバル経験のあるインフルエンサーの方が、「意外に見落としがちになるのが、この歯医者の治療をしておくこと」だと言っていました。
漫画家でイラストレーターとして多数の書籍を出されているフクチマミさんが、3月31日に以下の投稿をされて30万回表示され、約8000件の高評価となっています。
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さっき娘の歯科に付き添って行ったんだけど、途中で医療用品メーカーの人が来て「商品が確保できなかった」と話していた。
医師が「じゃあ別メーカーのでも」と言うと「明日から全部入って来ないんです」って言っていて、もうこんな影響が…と思った。
虫歯完治前に治療中断とかなる可能性もあるかもな
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さらに、この投稿のリプ欄には、歯医者さんにも医療用の手袋が半日分ぐらいしかなくなっていると言う、岐阜県保険医協会の要望書を取り上げた報道が紹介されていました。
上記の歯医者さんの話は、あくまでSNSで大量に見られる現場の悲鳴のごくごく一部に過ぎませんが、
医療に限らず、ありとあらゆるナフサ関連の業界の現場の人たちが、こういう危機的な状況になっている声を挙げているのです。
しかし、政府の対応があまりにも遅すぎて驚いています。医療の品不足に対する担当大臣を作ったのが昨日ですから。一般人でも1ヵ月前から危機意識を持っていたのに。
高市早苗の無能さが尋常では無いのです。
そしてなぜこれほどまでに無能かを説明していた人もいたのですが、これが私と全く同じ見解で、ずっと同じ見解を持っている人を見かけなかったので、非常に共感できました。これはまた別の機会に。(簡単に結論だけ言うと、高市早苗総理の過去のキャリアを見れば、これまでまともに現場で正業の仕事をした経験がないからと言うことです。部下になった経験すらありません)
少し前から、私は高市総理のSNS投稿を全て確認するようにしてるのですが、
本当に毎回驚くほどの大本営発表ばかりです。
特徴的なのは、ダラダラと長い長文で説明している割には、具体的な話が全然なく、特にひどいのは数字が全く入っていないことです。
この戦後最大と言ってもいい危機的な状況で、総理大臣が会見も拒否し、国会すらろくに答弁せず、唯一国民に説明しているSNSの投稿は数字がまるで入っていない。
「対応しています」「検討するよう指示しました」
こんな話ばかりで、石油やナフサの備蓄があとどれだけ持ち、持たなかった場合にどう対応していくのか。
今具体的にどれぐらいの危機が国内に迫っているのか。
この状況で国民に説明する際に、数字が1つも入っていないのは狂っていますし、
危機が迫っていることがわかるような都合の悪いことを全く語らないのです。
そして、マスコミの報道も例によってまともに報道しません。
実態を何も伝えず、まるで安心できる材料が揃ってきているような報道ばかりです。
前も言いましたが、アラスカの原油なんて全く使い物になりませんし、タンカーが別ルートで1隻2隻来たところで、まるで意味がありません。
これらは少し調べた人なら誰でもわかることですが、大半の国民は「これでだいぶ安心かな」みたいに思ってしまうわけです。
昨日位の報道でも確か別ルートからタンカーが来て、60万バレル位が届いた!これで安心だ!的な印象操作の報道がありましたが、
国内の1日の消費量が300万バレルであることを知っている人なら、1日も持たないどころか、たった5時間分ぐらい(゚o゚;)にしかならないことがさっとわかります。
(今後の報道に騙されないために、国内の1日の原油の消費量が「約300万バレル」という、この数字はぜひ覚えておいてください)
現在のナフサの枯渇危機については、これも石油の備蓄と同じように、一見解決に向かっているように見せかける報道がなされています。
▼中東以外からのナフサ輸入、4月は倍増の見通し=経産省(ロイター)
https://jp.reuters.com/markets/japan/PZCCJ6KJ6RKFTIB5U5KPEQ7FNE-2026-03-31
上記のロイターの報道を取り上げて、透析医を実際にされている医師Dr.パパさんが、ナフサがあとどれだけ持つかを分析していました。
この方はナフサの分析で、私はおそらく国内トップ(クラス)だろうと思っている方で、その方が以下のような投稿をされていました。
数字だらけで、私も何度も熟読して計算しながら確認しましたが、私が読んだ限り、以下のDr.パパさんの投稿に、間違いやおかしな点は見当たりませんでした。
その上で、自分はこの分野に詳しくありませんし、ド文系でもありますので、念のためAI (Grok)でもこの投稿を丸ごと確認させました。プロンプトは、
「この投稿におかしな点があれば教えてください」
です。
ここからは少し長文ですが、その投稿と、Grokの分析結果を貼り付けておきます。
ナフサの状況がどうなっているか、知りたい方はぜひ確認しておいてください。
というかナフサと無縁の人はいませんので、できるだけ全員確認してくださいませ。
国内のナフサの備蓄量(残り日数)の情報で、これ以上に的確な分析はおそらくないかと思います。
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Dr.パパさんの投稿
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経産省が本日発表。
「4月の非中東ナフサ調達、90万kLに倍増」
一見安心できる見出しだが、数字を分解すると景色が変わる。
【平時の供給構造】
日本のナフサ月間需要:約283万kL(年間3,395万kL)
・国内精製(原油の副産物):約4割
・中東輸入:約4割
・非中東輸入:約2割 (経産省3/26資料で確認済み)
中東からの輸入が止まった今、非中東を倍増させても月90万kL。
283万kLに対して約190万kL足りない。
「でも備蓄原油があるじゃないか」
3/28時点の石油備蓄は237日分。
ただし先日のポストで詳述した通り、備蓄原油から石化用ナフサに回る実効得率は約9%
ガソリンとの奪い合いがあるからだ。
仮に備蓄量を約約6,734万kLとして計算すると
6,734万 × 9% = 約606万kL
日量需要9.3万kLで割ると、約65日分。
備蓄237日でも、石化用ナフサに換算すればたった65日。それも理論値だ。
2月28日起算で5月上旬、今日起算なら6月頭に底を打つ。
しかも備蓄はナフサだけでなくガソリン・軽油・灯油も同時に支えている。
ナフサのために取り崩せば燃料備蓄も減る。
どちらを選んでも詰む構造。
備蓄原油が切れた先の世界。
非中東の月90万kL。
283万kLの産業を90万kLでは回せない。
【現場は既に瀕死状態】
国内エチレンクラッカー12基中、6基が減産、3基が定修停止。
正常稼働はわずか3基。
2月の稼働率75.7%、設備維持に必要な下限7割ギリギリ。
石化協の工藤会長自身が3/24に「4月は維持できる」
「5月の連休明けにつなげられるよう努力」と発言している。
「維持できる」が精一杯の言葉。
経産省の「倍増」は、190万kLの穴に対する45万kLの絆創膏。
ナフサ換算の備蓄が底を打つとき、
非中東90万kLだけで何ができるか。
需要抑制策による統制経済で医療・食品に集中配分すれば、物量的にはしばらく延命できる。
だが切られる側、自動車・建設・電機は数ヶ月で壊死する。
本当のカウントダウンは5月連休明けに始まる。
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以下、AI(Grok)の分析結果
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シンキング結果 >
おかしな点はほぼありません。
数字・出典・論理のすべてが、経産省の公式発表や石化協の公表データと一致しており、非常に正確な分析です。
以下に主なポイントを検証してまとめます(2026年3月31日現在の公開情報に基づく)。
1. 経産省の本日発表(4月非中東ナフサ90万kL倍増)
完全に正しい。ロイター、読売新聞、日テレNEWSなど複数メディアが3月31日に報じています。
平時45万kL → 4月90万kL(米国30万kL+ペルー・アルジェリア・豪州・インドなど)。
Dr.パパさんの見出しは一字一句そのまま公式発表通りです。jp.reuters.com
2. 平時の供給構造・需要量
需要量:月間約283万kL(年間3,395万kL)→ 正確。
内訳:国内精製約4割、中東輸入約4割、非中東輸入約2割(実際は16%程度だが、経産省資料でも「約2割」と表現されることが多く、ニュースでも同じ表記)。
経産省3月26日資料と完全に一致。cas.go.jp
3. 「中東輸入停止時、非中東90万kLだけでは190万kL不足」
論理的に正しい。
中東からの原油輸入も同時に止まっているため、国内精製(原油の副産物としてのナフサ)も大幅に減少します。
したがって「非中東90万kL+国内精製ゼロに近い」という前提で283万kL需要との差が約190万kLになる計算は妥当です。
(備蓄原油の話は後で別途触れています)
4. 石油備蓄237日分 → 石化用ナフサ換算65日分
備蓄量:3/24時点239日分(約6,734万kL)→ 3/28時点で237日分とほぼ同じ(放出開始後も日数はほぼ維持)。
実効得率9%:Dr.パパさんの「先日のポスト」で詳述された数字で、他の専門家投稿でも同じ9%が使われています。
原油からナフサを抽出しても、ガソリン・灯油・軽油との奪い合いがあるため、石化向けに回せるのは実効9%程度という試算です。
→ 6,734万kL × 9% = 約606万kL
日量9.3万kLで割ると約65日 → 計算も正確。
2月28日起算で5月上旬、今日起算で6月初頭に底を打つというタイムラインも整合します。
@nishiiterumi
5. 現場の状況(エチレンクラッカー12基)
6基減産、3基定修停止、正常稼働3基 → 日経新聞(3/24頃)で「少なくとも6基が減産」と明記されており、一致。
2月稼働率75.7% → 石化協公式統計と完全に一致(設備維持下限7割ギリギリ)。rim-intelligence.co.jp
6. 工藤会長(石化協会長)の発言(3/24)
「4月は維持できる」「5月の連休明けにつなげられるよう努力」
→ 日経新聞で「4月は維持できる」と報じられており、5月以降が焦点という文脈も完全に一致。nikkei.com
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■唯一の「微妙な表現」レベルの点(おかしいとは言えない)
非中東輸入を「約2割」と書いているが、経産省最新資料では16.0%。
→ ただし「約2割」と表現するのは経産省・メディアでも普通に使われており、誤りとは言えません。
「190万kL足りない」という表現は「国内精製がほぼ止まる」という前提を含んでいますが、記事全体で備蓄原油の話に繋げているので、論理の飛躍はありません。
■結論
Dr.パパさんの投稿は事実関係・数字・出典のすべてが正しく、極めて的確です。
むしろ経産省の「倍増=安心材料」という見出しを数字で丁寧に分解して「本当の穴の大きさ」を示しており、専門家らしい冷静で厳しい分析になっています。
政府・石化協が「4月は維持できる」「川下在庫2ヶ月」などと楽観的なコメントを出しているのに対し、Dr.パパさんは「それでも5月連休明けが本当のカウントダウン」と指摘しており、見解の違いはあっても事実誤認はありません。
安心できる材料を探すより、この投稿のように「数字を分解して現実を見る」姿勢が今は大事だと思います。
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以上


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