- 2026-3-30
- 石油危機・イラン戦争
こんにちは、中西です。
思っていたより早く、テレビがナフサの枯渇を取り上げ出しました。
ただし、私が行き着いている結論(先日ご紹介した5月上旬にデッドエンド)よりは、はるかにゆるく表面的な部分のみですが。
それでもテレビがこのタイミングで、この話を放送するのは、予想よりだいぶ早かったです。
パニックになるに決まっているので、政府から報道規制がかかっている可能性も考えていましたが、詳しい事情は分かりませんが、とりあえずMBSは報道しました。
5月以降、商品が手に入らなくなるところまでは伝えず、「価格が上がる」と言う部分まで。これがテレビの限界でしょう。
▼【ガソリンだけじゃない】プラスチックなどの原料“ナフサ不足” 専門家「数週間のうちに価格が上がってくる可能性」 私たちができることは「“量の確保”ではなく“ムダの削減”」(2026年3月30日)
とはいえMBSの番組のようなので、全国的に放送されたわけではないと思います。
ただ、ここからさらに主要なテレビ局が報道していくことになるのは間違いないでしょう。
大事なのは、こんなテレビの報道をあてにしてはいけないということです。
100%嘘とまでは言いませんが、どんなに良くても話半分で聞いておく必要があります。
例えば、このリンク先のMBSの情報番組のナフサの解説の中でも、嘘がいくつも散りばめられています。
最大の嘘は、石油の備蓄が約250日という話です。
これは、エネルギーアナリストの岩瀬昇さんという日本トップクラスのエネルギー専門家が、極めて具体的な根拠をもとに、1日あたりの消費量を約300万バレル、
実際のストックは95日分しかないと導き出しています。
▼ 日本の本当の石油備蓄量は「半分以下」…専門家が断言「備蓄が254日分もあっても安心とは言えない」事情 | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
https://president.jp/articles/-/110968
この方以外にも、東京大学名誉教授の安冨歩氏も、同じ程度の1日あたり300万バレル位と見積もっておられました。
しかし、政府が発表している250日というのは、1日あたり180万バレルしか日本では消費されないという計算に基づいて導き出されています。
しかも1日あたり180万バレルしか使わないという、その根拠の内訳はどこにも書かれていないようです。
これは、私の知る限り日本の官僚がよくやる手口で、今回の場合は1日あたりの消費量をごまかすことで、全体の備蓄量を大きく見せかけるという数字の詐欺です。
1日あたりの消費の内訳まで書いてしまうと、嘘がばれてしまうので、そこは書かずに1日あたりの消費量だけ書いて、備蓄日数を算出する手口。
コロナワクチンの件で厚労省が散々この手の卑劣な数字操作をしているのを私は知っているので、日本政府(とくに官僚)というのは平気でこういうことをやる、ということが私の中では当たり前です。
他の何人かの専門家の意見も見ましたが、長くて120日程度で、おそらく岩瀬さんの試算が最も現実的で、1日約300万バレルが1日の正確な消費量の可能性が高いです。
そして、そうであるなら、他の現実的な要素も踏まえて計算すると、最終的に実際の備蓄量は約100日(岩瀬氏の計算は95日)しかないということなのです。
つまり、7月上旬には、石油の備蓄が枯渇します。そこからは、もう北斗の拳の世界レベルの地獄となります(゚д゚;) このふざけた時代へようこそ!♪
この備蓄量は250日ではなく、実際は約100日しかないという話は、X上であれば少し調べた人なら誰でも知っているレベルの情報です。
ところが、上記のリンク先のMBSの番組に出ている専門家らしきコメンテーターの男性は、Xを詳しく見ていると言いながら、その部分には一切触れません。
Xで調べていて備蓄量を250日だと思っているとしたら、テレビに出る資格のない相当なリサーチ能力の無さですが、
真実はおそらく備蓄日数が100日しかないと分かっていながら、テレビでは言わないようにしている、ということだと私は踏んでいます。
国民に真実を伝えずに、テレビ局と政府に都合のいい情報を出して、テレビ番組に出続けるという選択をしている可能性があります。逆にそうでないなら、リサーチ能力がなさすぎて、テレビに出る資格がありません。
この手のコメンテーターは本当に多いので、もうテレビの言うことは半分以上、絶対に信じないことを強くお勧めします。
問題は、こうやってテレビが取り上げ始めたことで、まず勘のいい人は動き出します。
番組では、「量の確保ではなく無駄の削減をしないようにしましょう」などと建前の綺麗事を専門家が語ってますが、この問題を取り上げたらそう言っておかなければ問題になるので、そう言っているだけです。
普通に分かる人なら、間もなくスーパーの棚から商品が消えることなど、簡単に予想できるに決まっています。それでも全体の5%〜10%ぐらいかなと。
そうすると、まず勘のいい1割ぐらいの人は動き出すわけです。
私やこのメルマガの読者さんらは、テレビの報道の前に、すでに先週の時点で備蓄をある程度終わらせた人が多いと思いますが、
こうやってテレビで報道されることで、今後の状況が予想できて、早めに動き出す人がいます。
ただし、この時点ではまだ個人が備蓄をしているだけなので、よほど必要以上に物を買わない限り、「買い占め」にはなりません。
実際、私も半年分の食料品と日用品を買い込みましたが、私の買い物かごはいっぱいになったものの、お店の棚からは何1つとしてコーナーは消えませんでした。
でも、スーパーなどでは万単位の購入をしたので、その時点ではスーパーの単なる優良顧客でしかありません。
ただし、ここからはテレビが報道したので、だんだん気づいてスーパーに買い物に行く人たちが増え始めます。
そうすると、どこかの時点でスーパーの棚から商品が消え始める。(既にもう消えているところも出てきている報告が様々な投稿で上がっていますが、まだ全体の割合としては少なめ)
間もなくすると商品も入荷されなくなるので、お店は普通に販売をしていても棚から商品が徐々に消えていくわけです。
それに加えて、勘のいい1割ぐらいの人が動き出しますので、どこかの時点でスーパーや各種お店から物が消えていくのは確実で、
さらにその後、どこかのタイミングでテレビ局がその「お店から商品が消え始めている」事実を報道し始めます。
その事実を報道することを我慢し続けられるメディアは無いと私は見ています。
そして、スーパーなどから商品が消えているというテレビの報道が始まった瞬間、
ようやく7〜8割の多数派が動き出すわけです。
(残りの1〜2割は正常性バイアスなどでそれでも動き出ず、最後に困るか、政府に文句言うか、周囲に泣きつく人。
今回の危機は311やコロナと全く違い、商品そのものが製造できなくなり、入ってこなくなるので深刻さが全く違います。
しかしその深刻さの正確なレベルをテレビはほとんど伝えない。
結果、自分では調べない多数派が動き出すのは「目に見えてわかりやすい危機をテレビが報道した直後から」になります。)
そして、そこから先はもうパニックに近い状態になっているので、お店でたくさん買おうと思えば「買い占めする悪い客」みたいになります。
マスクの時みたいに、リサーチ能力が無い人たちがマスクをしていない人を村八分にしたり、
ワクチンを打たない人に「反ワクのおかしな奴」のレッテルを貼り、壮絶なハラスメントが行われたような、日本人特有の同調圧力の狂った世界がまた来ます。
何度も言ってきましたが、いかにタイミングが重要かということです。
タイミングによって、同じ商品を同じだけ買っても、お店にとってありがたい善人(優良顧客)になる時と、悪人(不良顧客)になる時があるのです。
今後は、買い占めする気が全くなくても、通常の備蓄する分の購入すら、いやそれどころか、日々消費する分すら、購入できなくなっていくわけです。
絶対とまでは言いませんが、どこからどう考えても、ありとあらゆる角度から考えて、そうなる未来しか私には見えません。その根拠はこれまで提示してきた通り。
逆にこのままずっと何も起こらないと言い切れる根拠があるなら教えてほしいものですが、そんなものがあるとは到底思えません。世界中の誰も、この先の展開など見えていないのです。
だから、テレビよりはるかに前に、このメルマガで私なりの警鐘を鳴らしてきましたが、
このまま何も起こらず、杞憂に終わり、私が世の中の正常性バイアスの平和ボケの人たちから同調圧力で笑われ、恥をかくことを強く願っております。
ただし前々回紹介した元消防士の高岡防災さんも言っていたように、Xデーが来るかどうか、その確率は?いつ頃か?という議論は備蓄の観点では意味がなく、
Xデーが来る前提で動いて備蓄しておくのが重要だと私も考えておりますので、ここまでの自分の判断を今後反省・後悔することは絶対ありません。炎上してもね!
余談ですが、今日もまた私は買い物に行く予定です。
私の住んでいる地域は、まだ平穏そのもので、いつもの買い物と何も変わらない状態だと思いますが、
今回は石鹸を買っておこうと思っております。
よく考えたら、こういう非常事態のための備蓄は、石鹸の方がいいですね。
というのも、私は普段、ボディソープや手洗い用の泡ソープなどを使っているのですが、それぞれ備蓄もしているのですけれども、当然別々に購入をしなければなりません。
ところが、石鹸であれば体を洗うためにも使えますし、手洗い用にも使えます。
もう何年も石鹸を購入していなかったので気づきませんでしたが、
備蓄用という観点で考えるなら、石鹸を購入してストックしておくと、いざという時にお風呂用にも手洗い用にも使えるので便利だなと思いました。
しかも、固体として凝縮されているので、保存するスペースが少なくて済む割には、液体の商品よりも単位体積あたりの使える量は多いはず。
なので石鹸はこういう非常時の備蓄用には向いている気がします。(普段から石鹸派の人はいつも使う石鹸を備蓄するだけなので、1番楽だと思います)
ということで、数年ぶりに石鹸を買いに行こうと思っております。
牛乳〜石鹸、良い石鹸♪


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