- 2026-4-18
- 石油危機・イラン戦争
こんにちは、中西です。
ずっと言い続けておりますが、日本はホルムズ海峡が完全に開放されて、それが長期的に続かないと、
空前絶後の大惨事となります。
それがとんでもないペースで近づいてきています。というか、もう起こりまくっています。
このままですと年内に311の数十倍の規模の死者が出ても全くおかしくない状況です。透析患者だけでも34万人ですから。
ところが、そのホルムズ開放の見込みが全く立っていない。
前回は「ホルムズ海峡の開放宣言が来たけど、こんなものは全く安心できない」と伝えましたが、
たった1日でそれが証明されました。
▼イラン、ホルムズ海峡「再封鎖」
全面開放表明から一転、米に対抗(共同通信)
https://news.yahoo.co.jp/articles/78b6099d89762a32c8cce0a7510b36c2de2241bb
ね、もうよほどのことがない限り、「ホルムズ海峡の開放」を安易に信じないほうがいいです。
そして、この状況が意味するのは、日本が戦後最大の国民の命と生活の危機に陥っていると言うことです。
その危機自体がやばいにもかかわらず、
「その危機を総理大臣も政治家も国民も、著名な学者もジャーナリストも評論家も有識者たちも、全く認識できてない」
と言う、もう一つの死ぬほどやばい危機も襲っています。
Xでこんな投稿がありました。
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今の政府の備蓄をドバドバ捨てる方式、危機管理が全くなっていないんだよね…
戦争が1年続いた場合を想定すると、車は動かない、何も作れない、買い物もできないなんてことになりかねない。
周りの国も同じだから、誰も助けてくれない。
それを何とも思っていない。
絶望的なまでに危機管理能力の低さだよ。
ひよこ男爵さん
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韓国では、大統領が「私は心配で夜も眠れない」と危機感を表明して、
世界中を駆けずり回って3か月分の石油を調達してきたり、国民に節約を呼びかけて乗り越えています。
ところが、高市総理は気前よくガソリン補助金を出しまくって、自分の支持率が落ちないように必死です。
そのせいで、備蓄を取り崩している危機的事態にもかかわらず、国民が節約をしないという狂いまくった状況が起こっています。
2100年の日本史の教科書より抜粋。
「2026年からの史上最悪の世界オイルショックが始まった当初の高市政権は、企業や国民の窮乏を認識せず、記者会見も開かず、党首会談にも出席しなかった。
一方で、有名女性タレントとの会談には時間を取り、化粧話に興じていた。さらに、自らの支持率維持のためにガソリン補助金をばら撒き、国民に節約を促すどころか、むしろ使いやすくなる政策を推進していた。
典型的な国が崩壊する末期的症状だった。2026年4月当初は、まだスーパーやコンビニなど小売店に物は並んでおり、その後の未曾有の大惨事を予想出来ていた国民は、ほとんどいなかった」
・・・みたいな形で、後世の人たちは歴史の教科書を見ながら、今の日本を振り返ることになるでしょうな。
話を戻すと、4月17日にホルムズ海峡を開放すると、イランのアラグチ外相は発表しましたが、なんと翌日にはまたホルムズ海峡が封鎖されました。
わずか1日でした。
先日の4月8日の停戦発表の時も、わずか1日でイスラエルがレバノンを攻撃して、ホルムズ海峡が封鎖されました。
そのプロセスでアメリカが逆封鎖という形でホルムズ海峡の封鎖を始めました。
はっきり言って、もはやめちゃくちゃな状況になっています。
一つ間違いないのは、ホルムズ海峡が完全に開放されたと言い切れる状況になるまでには、まだまだ長期戦になる可能性が非常に高いということです。
最近はテレビでも、ナフサ不足で、日本中の建設業界や塗装業界や医療業界や製造業界が大変な事態になっていることを報道するところが、一気に増えてきた印象があります。
テレビを置いてないので直接番組は見てませんが、YouTubeに各テレビ局がチャンネルを持っていて、そこで地方のテレビ局も含めて、石油危機やナフサ不足の深刻な事態、
特に川上から川中の企業たちが大変な状況になっていることを特集しているテレビ番組の動画がアップされてるのを、この数日間だけでもたくさん見かけました。
例えるなら、川の上流で人工的に堤防を作って水をせき止めたら、いずれ川下の水の流れも止まってしまうのは火を見るよりも明らかです。
川下にいる人たちが、まだ目の前の川の水が流れているからといって、今後もずっと川の水が流れ続けると思い込んでいるとしたら、だいぶ哀れな人たちです。
上空から状況を見ると、川の上流では完全に水が止まっていて、川上から順番にどんどん川の水が消えていっています。
川中の水も無くなっているので、川中にいる人たちはもう大騒ぎしています。
間もなくすると、川下の人たちは水が手に入らなくなります。
今の日本がまさにこの状況で、川下にあたるのはスーパーやコンビニやドラッグストアやホームセンターなどのお店です。
さらに小売店だけでなく、農業に使う肥料も作れなくなっていきますし、
食品を作ってもパッケージングできないのでお店にも並ばず、野菜なども軽油不足や値段の高騰で運搬ができず、運搬できても5倍10倍の値段となり、食べ物が買えず、ガチの飢餓が襲ってきます。
こんなのは普通に予想できるわけですが、IE A (国際エネルギー期間)、 IMF (国際通貨基金)、 JA (農協)も最大級の警告を発していますし、
リーマンショックが来ることを当てた専門家も、まもなく世界的な飢餓になることを警告しています
まだギリギリ、地域にもよりますが、街中のスーパーやコンビニやドラッグストアには普通に商品が並んでいるように見えています。
ですが、まもなくこれらの商品は消えていきます。
そして消えた後、いつ入荷するかは全く未定で、入ってきたとしてもとんでもない高額になってしまう可能性が高いです。
根本から石油が絶たれているのですから当たり前。しっかり想像力を働かせないといけません。
「値段は死ぬほど高くなったけど、この商品は物が運ばれてきて、店に置いてあるだけまだマシか」
といった状況になるのも確実。
そもそも、物流に使う重油や軽油も止まっていますので、物流自体が成立しなくなります。
つまり、アマゾンですら、間もなく注文ボタンを押しても届くのに1〜2週間かかったり、入荷日未定みたいなことになっていきます。
あるいは送料無料がなくなってすごい金額になる。
今までの便利な配送の状態が継続できることなどありえないです。
木原官房長官は、この状況でなお「石油ショックではない」などとほざいておられますし、
高市総理は「ナフサ不足ではない」とデマを流していますし、備蓄240日も100%嘘で、すでに3か月を切っています。
ナフサの在庫4か月も、半数はすでに製品化されているものなので、実態は20日ほどしかなく、その20日もすでにかなり使っています。
そのため、現場の企業が悲鳴を上げ、特に塗装業界はもう日本から消滅するかしないかの事態にまで陥ってます。
当然、その関係で建設業界も影響を受けて、建設中の建物が止まってしまっています。
ユニットバスの受注を停止したと報道されたTOTOが、その後にすぐ新規受注を再開というありえない発表をしましたが、
それ自体が政府からの圧力で無理やり言わされたものであったことがリークで発覚しました。
もうね、大本営発表そのもので、北朝鮮レベルの国になっているのです。
だいぶ前から言い続けてきましたが、すでに状況は、情報戦・認知戦の様相を呈しています。
つまり、政府やマスコミが嘘の報道をしまくっていて、政治家たちも嘘をついていて、それに便乗している認知が歪んだ学者、ジャーナリスト、評論家たちが、間違った情報を垂れ流しまくっています。
今日も桃山学院大学の教授や神戸学院大学の准教授が、間違った備蓄240日を前提で話していたり、ナフサ不足が嘘だと言っていたり、学者のくせに基本的な間違いをいまだに犯している人もいました。
個人的に嫌いでもなかったが好きでもなかった感じの渡邊哲也さんという経済評論家も、備蓄が220日以上ある前提で話をしていました。
高橋〇一教授や上〇〇氏や櫻井よ〇こさんも、「高市総理がナフサ不足じゃないと言っている」という、それだけの「根拠」で、数字で細かく分析してナフサ不足を警告している専門家たちをバカにしてデマだと論じていました。
もう狂いまくっているのですよ。
ただ、一般人がこの狂いまくった状況を正確に認識するのは難しいと思います。
私も一般人ですが、どうやら普通の人よりは状況を理解できているようで、
その証拠に、3月中旬からこのメルマガで言ってきたことが、この1か月でどんどん現実化しているのは、これまでのメルマガをずっとご覧になってきた方ならわかると思います。
その私から言わせてもらいますと、資源エネルギー庁アドバイザーの境野春彦氏が言うように、
「日本は6月に詰む」(需要が供給を上回る=供給の絶対量が足りなくなる)
というのはその通りなのですが、現象としてはもっと早くから現場(川上から川中)が悲鳴を上げているので、
間もなく日本中(川下)がパニックになるのは明らかでしょう。
一般の人は、テレビがしっかり報道してくれるか、スーパーから物が消えないと現状を認識できない人ばかりですので、
それがいよいよ現実化していくということです。
これを3月からずっと言っているわけですが、何一つ希望は出ず、状況も良くならず今に至っています。
3月の時点ではまだ50%位でしたが、50%でも起こったら大変な事態ですので警告してきました。しかし今はもう限りなく100%に近いでしょう。
今、スーパーに行ってもコンビニに行ってもドラッグストアに行ってもホームセンターに行っても、
特定の地域やごく一部の商品を除いて、まだまだ普通にお店には物が並んでいます。
お店に行くと自分が何かおかしいのかなと錯覚しやすい状況になっています。
ここまで状況を把握している私ですら、お店に行くとパラレルワールドに来たみたいで、何か自分が頭がおかしくなっているのかと思いたくなるのですが笑、
そこでその正常性バイアスを振り払って、「いやいやいやいや、自分がおかしいわけではない!」と自分の認識を打ち消して、
「おかしいのは今のお店に普通に物が並んでいるこの状況で、間もなくこの状況は普通で無くなり、パニックになる」
と嵐の前の静けさだと、自分自身の認識との戦いもしております笑
そしてそれこそが、現時点でのリスク管理としては正しいのです。
何度も言ってきましたが、この問題はホルムズ海峡が開放され、かつそれが一時的なものではなく長期的に開放され続けない限り、
日本の大惨事や大恐慌は免れない状況です。
信じられないほど危機的状況に陥っているのに、信じられないほどその危機が一般国民に認識されていないという、空前絶後のすごいことになっておりますヽ(´▽`)/
そうなっているのも、自民党を支持した人たちのせいであり、自民党のせいであり、自民党と軽減税率などでズブズブの関係を築いてまともに政府批判をしないマスコミのせいです。
もともとそういう国でしたが、これほどまでの戦後最大の危機的事態に陥った状況ですら、いや、危機に陥っている状況だからこそ、
このもともと狂った日本の構造が、国民に危機意識をもたらさないという、信じられないほどやばい状況を生み出しているのです。
石油の備蓄は残り2か月半ほどでしょうし、ナフサ不足はもっと早く、すでに日本中のナフサ関連業界が悲鳴を上げて、ついにさまざまな社長がYouTubeでもたくさん警鐘を鳴らし始めました。
私の故郷の滋賀県でも、彦根という地域の運送業者のドライバーさんが、大変な事態になっていることをトラックの中から訴えていました
YouTubeなどでは、厳密には警鐘を鳴らしているというよりも、このままだとこの業界は終わりだという声を多くの社長さんがしています。
多くの企業や職人が廃業したら、その後業界を建て直そうにも立て直せないからです。
ちなみに、そういう動画や投稿をあまり見かけない人は、普段あまりそういう動画や投稿を見ていないので、おすすめ・関連動画・関連投稿として上がってこない状況に陥っているだけです。
このフィルターバブルの状態も、極めて危険な認知のゆがみを生み出しています。
フィルターバブルの外にいる人たちは、現実に迫りくる危機に全く気づかなくなるからです。
あと、アメリカ産の原油が全くと言っていいほど安心材料にはならないというのは、これまで散々説明してきたとおりです。
アメリカ産は油の質が軽いので重油としてまともに使えないため、運搬などにもろくに使えませんし、
その油の質の違いが中東の中質油に最適化された石油精製所には合わないため、まともに石油が精製できない可能性が高いです。
何より距離がホルムズ海峡の倍以上という片道50日、往復100日もあるので、タンカーが全く足りません。
石油の運搬は、距離が遠くなればなるほど1日に1回(国内の1日の消費量を満たす)大型タンカーを届けるには、タンカーの絶対数が必要になるのです。
もともと数十隻しかない日本なのに、ホルムズ海峡に停滞していて、使えるタンカーが非常に少なくなっている。
アメリカと1日も欠かさず石油を輸入するためには150隻のタンカーが必要なのに(大型タンカー1隻200万バレル、1日の消費量300万、往復100日で計算) 、100隻ぐらい足りていません。
複数の観点で、アメリカ産の原油は全く使えないと言っても過言ではないのです。
それを政府は安心材料のように伝えています。
もう完全に終わっているんですよ、この国は。
いずれにしろ、100%間違いなく危機は近づいておりますので、皆さん、まだお店に物が並んでいるうちに着々と備蓄を進めていってください。
今なら間に合いますが、ゴールデンウィーク明けにどうなっているかは全くわかりません。
いずれにしろ、このままだと、政府が真実を隠し続けてきたせいで、ある時、店から物がなくなって現実を知らされた国民はパニックになって、
それ以降は見たことがないレベルの悲惨な状況になりますので、くれぐれも早めに早めに動いておいてください。
川下から川の水が消えるまで、ほとんど時間がありません。


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