- 2026-4-15
- 石油危機・イラン戦争
こんにちは、中西です。
ホルムズ海峡の封鎖によって、空前絶後の深刻な石油危機が日に日に進行しております。
その説明は国内のメルマガの中で一番詳しく解説してきたつもりですし、私自身も相当調べてきましたが、それでもまだ日々新たな、とんでもない発見をしております。
最近気づいたのは、アメリカ産の原油の輸入の話が出ていますが、これは全く当てにならないということです。
その詳細についてはまた別の回に改めて詳しくお話しする予定ですが、興味のある人は自分でも調べてみてください。
アメリカ産の原油は、ホルムズ海峡からの原油の輸入の代替には全くなりません。
ところが政府やマスコミは、あたかもアメリカ産の原油が輸入されることでなんとかなりそうな空気感だけは出しています。
非常に罪深いことです。
そしてもう一つ気づいたのは、石油危機やナフサの不足は、我々の生活に関係するあらゆる食料品や日用品の供給が途絶えることを意味するわけですが、それだけでなく、
【 下水処理もできなくなる 】
ということです。
これは盲点でした。
下水処理とは言うまでもなく、トイレやお風呂や洗濯機や台所で使った汚れた水を流す部分ですが、
これ自体が石油危機によってできなくなる可能性が高まっているのです。
▼重油調達で入札全社辞退 栃木県、中東情勢影響か | NEWSjp
https://news.jp/i/1416712210612519495?c=39550187727945729#
記事から引用しますと、
『栃木県の福田富一知事は14日の定例記者会見で、下水汚泥を焼却する県下水道資源化工場(宇都宮市)で、
助燃剤として使う重油を調達する一般競争入札が不調になったと明らかにした。
1月下旬に入札情報を開示し4社が参加したが、3月23日の期限までに全社が辞退した。中東情勢の影響とみられる。
随意契約に切り替え、重油の確保を急いでいる。
同工場は県内で発生する年間約7万トンの下水汚泥のうち、約4万トンを焼却している。
県担当者は「ここを止めるわけにいかない」と危機感を募らせる。』
要は、下水汚泥を焼却するために重油が必要になるのですが、それが手に入らないので、
入札に参加する予定だった4つの会社が全社辞退して、入札が成立しなかったということです。
下水が流せないということは、トイレをしても流せず、お風呂に入っても流せず、手を洗っても、食器を洗っても、洗濯をしても、
全部流すことができない (゚o゚;;
ような事態ということでしょう。
担当者は危機感を募らせているようですが、それはそうですよね。
とんでもない事態になってしまうので。
下水の処理ができないということは、もはや文明の崩壊レベルです。
これは栃木の例ですが、当然、今後全国にこういった事案が発生しまくる可能性が極めて高いです。
さらにもう一つ、似たようなやばい事例があります。これはかなり前から言われてきたことですし、メルマガでも一度書いた気がしますが、
ゴミの焼却も重油を使っていますので、まもなく重油が途絶えると、ゴミの焼却もまともにできなくなります。
ゴミの焼却ができないということは、ゴミを出せません。
当然、町に勝手にゴミを捨てることも禁止されるでしょうから、日本中のそれぞれの家がゴミ屋敷みたいになる可能性も出てきています。
あるいは業者がとんでもなく高い金額で処分してくれるのか、重油を使わずに何らかの方法でゴミの焼却ができる場合もあるのかわかりませんが、
いずれにしろ、これまでどおりのゴミの焼却が停止するリスクも高まっています。
下水も処理できなくなるリスクを合わせると、
最悪、想像を絶する不衛生な状況に日本全土が陥る可能性も、私は普通にあるだろうと思っています。
ただ、それをどう乗り越えればいいのか、さっぱりわかりません。
下水を処理できず、ゴミも焼却できないまま夏を迎えたらどうなるか、想像するだけでぞっとします。
というわけで、原油の輸入が止まるということは、食料品や日用品が手に入らなくなるばかりでなく、
【 下水処理もできない。ゴミ焼却すらできなくなる 】
ことになりますので、本当に地獄絵図のような惨状が21世紀の日本に起こってもおかしくないという危機的な状況となっております。
こんな事態は、誰も想定していなかったわけで、対応のマニュアルがあるわけではありません。防災マニュアルでも対応できないでしょう。
自分で調べて、自分で考えて、自分で想像して、自分で何をやるべきかを考える。
こういうことができない人は、この戦後最大の本物の危機を乗り越えられないと思います。


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