- 2026-4-20
- 石油危機・イラン戦争
こんにちは、中西です。
人類がいまだ経験したことがないような未曾有の危機が、刻々と迫っております。
もちろん、戦後生まれのすべての日本人が、誰一人として経験したことがないような、本当の本当に危機的な事態です。
ところが、まだ世間ではこの危機を認識できていない人も相当いますが、1か月前よりは驚くほど増えてきた印象があります。
それでも、全体の割合としては、まだ認識できている人は5%も全然いないでしょうけど。
その危機の具体的な内容は、これまで散々解説してきたとおりですが、テレビでもようやくそのリスクをさまざまな番組で報道し出しました。
ただ、まだ全くと言っていいほどテレビでも報道されていないリスクというのが、ここしばらくメルマガでお伝えしている、
ゴミの収集ができなくなるリスクと、下水道の処理ができなくなるリスクです。
これについてはここ数日前に詳しく解説しているので、ピンとこない方はそちらをご覧ください。
今回お伝えしたいのは、もう一つ全然広まっていないリスクとして、
アドブルー
が足りなくなっている事態があるということです。
えらそうに言っておりますが、私もしっかり理解できたのは、まだここ2日ほどの間のことです。
それまで、アドブルーが足りないことで大騒ぎになっていたことが、ピンときていませんでした。
運送会社の社長さんやこの分野を理解している人たちが、アドブルーの枯渇がいかにやばいかということに警鐘を鳴らしていたのですが、
そもそもアドブルーが何かをわかっていなかったので、ピンときていなかったのです。
そこで調べてみたら、本当にやばいことがわかりました。
まずアドブルーというのは何かというと、主にディーゼルエンジン車で使われる、有害な窒素酸化物を無害な窒素と水に分解できる高品位尿素水というものです。
尿素が33%、純水67%で構成されていて、ブルーと言いながら無色、無臭、無害で、安全に使えるものです。
約1000km走ると1リットル消費するので、定期的にディーゼル車に補充が必要になります。
ちなみに、ディーゼル車というのは、軽油を燃料として走るディーゼルエンジンを搭載した車のことで、物流で使われるトラックの大半、約9割がディーゼル車になっています。
つまり、アドブルーが足りなくなると、世の中のありとあらゆる物流が止まってしまうということです。
トラックが動かなくなるわけですから。
そして実際に今、アドブルーが全然足りない状況になって、大騒ぎとなっています。
つまり、今回のホルムズ海峡の封鎖によって、物流に二つの大きな危機が発生しています。
一つは軽油がなくなって物を運べなくなること、
もう一つはアドブルーがなくなってトラックが動かなくなり、物が運べなくなることです。
どちらか一つでも日本のほとんどの物流が止まってしまうにもかかわらず、今回の石油ショックにより、その両方が物流業界を襲っているということです。
3ヶ月の備蓄があると言う噂も見たのですが、仮にそれが事実でも3ヶ月しかありません。
つまりわずか3ヶ月後には、日本の物流が崩壊です。実際はもっと早く物流で大変な事態になる可能性が高いです。
物流業界にはもともとそれ以外にもさまざまな壊滅寸前の危機が襲っていたにもかかわらず、それに加えて軽油とアドブルーが手に入らないという、尋常じゃないレベルの危機に陥っているということです。
そうすると容易に予想できるのは、これまで何度もお伝えしてきた、スーパーやコンビニやドラッグストアなど、お店の棚から物が消えていくということはもちろんですが、
アマゾンなどのネット通販で商品を購入しようとしても、それが届かなくなるか、届くまでの日数がこれまでの翌日から1週間後になったり、料金が何倍にもなるといったことが、ほぼ確定的な状況となっています。
繰り返しますが、今回の問題はホルムズ海峡が開放されることでしか解決の道はなく、アメリカ産の原油や代替ルートなどは全く役に立たないことは、数字ではっきりと判明しております。
というわけで、今回の石油危機でまだマスコミがまともに取り上げていない重大な危機として、
①ゴミの焼却と回収ができなくなること
②下水処理ができなくなること
③アドブルーの枯渇によって物流が停止すること
といった点が挙げられます。
(ちなみに③は単に物流が止まるだけでなく、多くの運送業者が廃業に追い込まれるので、ホルムズが元に戻っても、何年も物流が回復しなくなる可能性が高いです。)
どれも深刻度マックスで、このままいけば、数か月後には現実化するものです。
文明が崩壊するレベルの状況が近づいてきているのが、論理的にありとあらゆる角度から考えて否定不可能な状況まで来ているにもかかわらず、
この深刻さをどう考えても政治家はまだ理解していません。
一部認識し始めた政治家もいますが、政治家の9割以上が絶対わかっていないというのが、私の感覚です。
とにかく我々としては、備蓄を進めていくしか道はありません。
過去の大災害・大戦・大恐慌・大飢饉で亡くなった人たちも、その直前までは、自分がそんな形の死に方をするとは思ってもいなかったのです。
2026年4月の日本国民は、これから始まる空前絶後の事態で自らが命を失うリスクがあると、この危機の深刻さを認識できている人は、私の見る限り、どんなに多くてもまだ3%はいないと思います。
(それなりに危機意識を持った人は、5%位まではいるかもしれませんが、未曾有の危機とは認識できていない)
最近になってテレビでは次々と報道されましたが、私の周囲を確認しても、その放送自体を見ていなかったり、まだピンときていない人だらけです。
私の予想が外れて、私が笑いものになったら、これほど最高の結末もないのですが、
今のところ、このままホルムズ海峡が開放されなければ、論理的にどこからどう考えても、地獄の未来しか見えない状況です。
今年の夏は1945年の夏以上に、日本人にとって残酷な夏になる可能性が、今のところ著しく高まっています。
(何人かの人が死者の予想を出していますが、数千万人の予想まで複数出ています。石油がこのまま入って来なければ普通にあり得るのです)


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