- 2020-5-24
- その他・雑談, 大学生活について考える, 志望校・進路の決め方, 新型コロナ恐慌
■コロナ大恐慌で今後どんな時代が訪れるか(雑談)
本日は日曜日ですので恒例の雑談系ネタで。(このメルマガ・ブログは日曜日は雑談系になることが多いです)
緊急事態宣言が5月21日までに42府県で解除されましたが、25日には残りの5都道県でも解除される可能性が高くなりました。
感染者数も減っており、いずれにしろ緊急事態宣言は今月中に解除される可能性が濃厚です。
外出自粛についても様子を見ながら徐々に緩和されていくと思われます。
ではもうすぐしたら新型コロナ発生前の元の状況に完全に戻るかと言うと、私は完全には元に戻らないと考えています。
特に今回の件で全国的に一気に進んだ学校や会社の
「リモート化」(オンライン授業・在宅ワークなど)
については、災害のための一時的な対策と言うよりは、文明が短期間で一気に進歩したような形だと思っています。
実際リモートワークについてのアンケート調査を見ても、7割ぐらいの人が今後もこのままで良いと考えているようです。
私はもともと満員電車で通勤する会社員でしたが、その後に10数年もリモート化・オンライン化の生活で生きてきました。
だからわかるのですが、一度その良さを体験した人はそう簡単には戻れないと思います。というか普通はまず元に戻る気にはならない(笑)
現に3月4月は例年よりも全国の自殺者もかなりの割合で減っています。
これはおそらくリモート化が3月4月に一気に進んだため、自殺につながりやすい「人間関係の苦しみ」から解放された人が多かったからではないかと推測されます。
(ただし失業者数と自殺者数は国内でも世界でも相関することが判明していますので、今後失業者数が激増していくと、自殺者はリモートによるマイナス分を上回る可能性が高いと考えられます。
ただ少なくともリモート化自体では自殺者数が減るほど、人間関係に苦しむ多くの人の救いになった可能性が高いです。)
学生にとっては「オンライン授業」がどの程度根付くかに興味があると思いますが、これもこの数ヶ月で多くの学校が効率の良さに気づいていますので、わざわざ完全に元に戻す理由がありません。
せっかくコロナと言う黒船によって一気に前に進んだのですから、このままオンライン授業を試行錯誤しながら効率化を進めていくのが正解です。
が、下手をすると頭の固い学校の先生たちが完全に元に戻そうとするかもしれません。
民間の人間からすると元に戻すとかありえないのですが、正直学校(特に公立)の対応力の無さは民間の想像を遥かに超えるレベルであることが私の経験上はっきりしているので、ガチで完全に元に戻そうとしてくるかもしれません。
だから学校がこのままオンライン化に進んでいくかどうか怪しい部分はありますが、民間企業のリモート化はほぼ間違いなくこのままさらに進んでいくと考えられます。
要するに「コロナによって時代が一気に変わった」と言うことです。
ただし「良いほうに変わった」部分と「悪いほうに変わった」部分があるので、そこを理解していないと自分の人生の方向性すら間違ってしまいかねません。
上記のリモート化は「良いほうに変わった」部分だといえますが、「悪い方に変わった」部分とは「経済の悪化」です。
短期的には5月末に多くの企業が倒産する5月危機が叫ばれていますし、このままですと緊急事態宣言が解除されたとか関係なく、6月から7月にかけて有名企業の倒産ラッシュが相次ぐ事は確実です。
世の中を見ても経済リスクを全然理解できていない人が非常に多いので、そういう人たちは6月〜7月あたりに誰もが知る有名企業がバンバン倒産していくのをニュースで知って、
また中小企業の倒産件数がとんでもない数になっているのをマスコミが報道して、
そこでよーーーーーーーーーーーーーやく青ざめて、今日本が超深刻な100年に1度クラスの経済危機に陥ってることに気づいて慌てだすのでしょう。
私は2月から真剣に警告を発してますが、今大変な事態になってることに夏になって気づくとかね、もう遅すぎてどうしようもないです。
ちなみにこれからコロナへの政府の間違った対策による経済の悪化により、累計でコロナの死亡者数の200倍を軽く超える自殺者数が出る可能性が濃厚です。
(京都大学インテリジェンスユニットの「楽観パターン」の試算ですら200倍。つまり私は控えめに言ってます)
思いっきり少なく見積もってもコロナの死者の100倍は超えるでしょう。
「コロナの経済崩壊により、プラスで万単位の自殺者が出る」
という事実は、商売をされている人ならほとんどが意味を普通に理解できることなのです。が、自分で商売をしたことがない人(とくに大企業社員・公務員の人達ら)や学生さんらの中の多くには全然ピンとこない人も大勢います。
中でもとくに貧困の苦しみを全く知らない&自分の収入は絶対安泰の財務省のエリート官僚やマスコミで働く会社員らは、安定した高給が保証されている上に社会の底辺層で働く人々の苦しみが全く理解できないため、
信じられないほどめちゃくちゃな政策を実施し、狂った報道を朝から晩までしまくって、結果恐ろしいほどこの国をボロボロにしてくれたのはご存知の通り。
このメルマガでも昨年から今年の初めにかけて、散々繰り返しお伝えしましたが、そもそも消費税が10%になったことで、日本経済は戦後最悪の状況にまで陥っていたのです。
2019年10月〜12月の時点でGDPが年率換算− 7.1%も激減していました。この時点でコロナはまだ発生していなかったのにです。
その時点で日本経済は空前の大惨事だったのですが、それを上回るとんでもないコロナが襲ってきたことによって、誰もがそちらに注目しすぎてしまい、消費増税のことなどすっかり忘れてしまいました。
消費増税で経済が激しく悪化したことを隠したい政府は、案の定予想した通り、これ幸いとばかりにすべてをコロナのせいにして、自分たちの失政をなかったことにしてしまっています。
結果、「消費増税と言う戦後最悪の大愚策+コロナの失政による100年に1度の経済危機」という恐ろしいダブルパンチが国内を襲っているため、どう考えても今後経済の大不況になるのは確実です。
繰り返しますがコロナ以前に大不況になる状況でしたので、このまま何らかの大奇跡が起こってコロナによる経済損失がゼロになったとしても、消費増税の影響で大不況が到来するのです。
平たく言えば、今の日本経済はもうどうしようもない状況だと言うことです。
といっても解決策は簡単で消費税を0%に戻し、200兆円規模の財政出動(新規国債発行=真水)を行えばいいだけ。その後もどんどんお金を使う積極財政を行えばいいだけ。
それで全てが解決するのですが、財務省の連中が自分達のおいしい権益を絶対死守したいために、それが簡単にできない構造が作られてしまっているのです。
だからこの20年間以上も、日本だけが先進国で唯一GDPが伸びず、国民総貧困国家になり果てたわけです。
したがって解決策は明確にあるにもかかわらず、現実としてはこのまま大不況に突き進む可能性が濃厚です。
結果、当然の流れとして就職氷河期が訪れます。
ついこの間まで若者の人手不足で、就職活動では学生が有利な売り手市場だったのに、今後はそんな夢のような状況は当面起こらないでしょう。
3月にもお話ししましたが、第3次就職氷河期は確実に訪れます。
▼警告!「第3次就職氷河期」が襲来するよ
(今回の第3次就職氷河期は間違いなく、過去最大最悪の就職氷河期になる可能性が濃厚です。これについてはまた別途詳しく解説します)
つまり大学に進学しても多くの学生が就職できなくなる可能性が高くなってきていて、さらにうまく就職できたとしても低収入でその会社の未来もない可能性が高いのです。
私自身が就職氷河期世代なのでそれが手に取るようにわかります。この状況で就職氷河期が襲来しないなんてありえませんからね。
でも高校の先生らがそれを教えてくれることはまずないでしょう。そして就職氷河期はね、マジで超地獄だから。
そういう時代になると収入源が本業1本だけでは足りない人が激増し、副業や投資など「本業以外の収入源」を作り出すことが必須になります。
既に有名企業の多くが副業を承認し始めています。
以前は副業禁止の会社が大半だったのでそんなことは考えられなかったのですが、副業を承認したと言う事は、会社側が
「もうお前らの面倒は会社が見る事は無いからな。いつ首を切られてもいいように自分で別の収入源も用意しておけよ」
と暗に社員たちに言ったということです。
副業や投資ですぐに稼げない人は、そのための勉強や資格・スキルアップの勉強、起業の準備のための勉強などをする必要も出てくるでしょう。
副業・投資・資格の勉強・起業の勉強・その他生き残るための勉強全般。
全てに共通するのは「目的はお金を稼ぐこと」であり、そのための自分磨きが必要になると言うことです。本業とは別に。
そして集中力の観点で言うと、上記のどれを選んで進めていくにしても、
「机に向かって集中する」
と言う要素が欠かせないため、集中するスキルの有無が、大げさではなく人生の明暗を分けていくことになります。
逆に言うと集中するスキルを人生の早い段階で身に付けた人は、そのスキルが一生の財産となり、自分磨きのスピードが圧倒的に速くなるため、本業以外の収入源も早い段階で構築できる可能性が高まります。
結局副業やスキルアップのための勉強や自分磨きの重要性が理解できたとしても、実践できずに挫折していく人が多いのは、「集中するスキル」を身に付けられていないからなのです。
そう考えると「集中するスキル」がいかに応用範囲が広く、一生もののスキルかというのがわかるかと思います。
私が作成した完全マスタープログラムは、その「集中するスキル」を身に付けられる国内トップの動画教材です。
少なくとも「家で集中するスキル」を身につける教材としてこれ以上のものは他にないはずです(ご存知の方は教えてください)。
私自身はこの教材を自分の集大成的なものとして自信を持ってリリースしましたが、上記のように今後多くの人にとって本当に必要になる教材だと考えているので、今後も教材内の情報の更新・バージョンアップは続けていきます。(もちろんその際に追加の料金等は不要です)
※現在も2日に1回のペースで最新動画をメンバー向けにアップしています。
とにかくこれからの時代は間違いなく収入源が本業1本だけでは危険な時代になり、ほとんどの人が何らかの形で別の収入源を作る必要性に迫られることになります。
そういった別の収入源を構築するときに必ず解決しなければならないのが集中力の問題です。
それほどまでに「集中して取り組む」事は重要であり、にもかかわらず今の時代は集中力を失いやすい環境が過去最高に出来上がってしまっているのです。
よって集中するスキルを身に付けているだけでも、他の集中できずにぐだぐだ悩んでいる人たちに大きな差をつけていくことができます。
私が受験生に完全マスタープログラムを強くお勧めしているのは、単に受験時代にだけ役に立つような教材ではなく、今の時代においては間違いなくそのスキルが一生物の財産になるからです。
私はこれから社会に出る若い人たちに真実を言わないのが大嫌いなので本当のことを言いますが、これから社会に出る今の高校生や大学生は、間違いなく過去最大に就職で苦労する可能性が高いです。
その状況を乗り越えられるかどうかは、結局のところどの道に進むにしても「勉強し続けることができるかどうか」にかかっていて、
その勉強が自分の人生に実をもたらしてくれるかどうかは、「集中するスキル」を持っているかどうかにかかっています。
ぜひ人生の早い段階で、現代で必須の「集中するスキル」を身に付けておいてください。そうしないとこのエグすぎる時代を乗り越えることは不可能に近いですから。
それではまた。