- 2012-3-20
- 1ヶ月100記事企画, 受験を突破するマインドセット, 受験勉強のスタート準備
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
今回は、新浪人生(あまりいい「新」ではないですが。。)への話。
浪人が決まった当初は、誰もが皆落ち込みます。
で、その後、気持ちの整理がつき始めたころ、浪人生の心境は大きく分けて2タイプにわかれるのです。
タイプA:浪人したことで、かえってテンションが上がり、最初からトップスピードで猛勉強を開始する人
タイプB:浪人したことで、かえってテンションが下がり、「まあ、現役生より1年長く勉強してるから、勉強の“貯金”もあるし、少しゆっくりするかぁ」となってしまう人
タイプAの人は、問題ないです。悲しみを乗り越えたそのテンションで、最後まで走って行ってほしいと思います。
問題はタイプBの方々。私はタイプAだったのですが、周りにはタイプBのやから(失礼!)がけっこういました。
ひどいのになると、毎日パチンコに行ってらっしゃっいました。一度、景品のチョコボールをもらったこともあります。
これまで1年間走ってきたのですから、ゆっくりしたい気持ちはわかります。また、多少ゆっくりするのもいいでしょう。
でも、ものには限度があって、いくら勉強の「貯金」があるとはいえ、数週間~1ヶ月もの間勉強を止めて休んでいては、あっというまに貯金などなくなります。
そもそも、「貯金」といっても、それは現役生の平均値と比べているだけであって、
あなたの志望校のライバルは、浪人生もいれば現役生で平均を上回っている人も含まれるのです。実質、「貯金」なんて無いものと思うべきです。
「まあ、4~5月くらいは遊んでもいいっしょ
(= ̄∇ ̄=) 」
みたいなことを、万が一でも思っていたら、もう浪人生失格というか、受験生失格というか、その発想の時点で、2度目の不合格へまっしぐらコースです。
もちろん、直前期のような鬼気迫る勢いまでは必要ないですが、かといって、浪人生が「しばらく遊べるぜヾ(´▽`)ノ」という発想はありえないです。
そういう発想ではなくて、「来年は、もうぶっちぎりで合格してやる!」くらいに思わないとダメです。それくらいの気持ちで、ギリちょうどです。
浪人が決まって気持ちの整理がついたあと、くれぐれも「貯金があるからしばらくゆっくり♪」的な発想に陥らないように、注意しておいてください。