- 2012-3-5
- 1ヶ月100記事企画
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今回の記事は⇒「予習に時間をとられてしまう高校生・受験生」が対象です。
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
私が高校生のときもそうだったのですが、
勉強法をあまりしっかりと学んでいないうちは、勉強の時間配分がおかしなことになっていることが少なくありません。
勉強法の初心者の人で一番よくあるパターンが、学校の先生に言われるがまま、勉強時間の多くを「授業の予習」に費やしている人です。
英語の先生も、数学の先生も、国語の先生も、みんながみんな「予習をしっかりやってこい!」と言ったりするわけです(-_-)
マジメにそれにしたがって、帰宅後は毎日何時間も予習ばかり。復習と言えば、定期テスト前にちょろっとやるだけ。そんな人が少なくありません。
予習を完全に否定するわけではありませんが、予習をしている時間が多いと少しでも感じたら、
「その予習は本当に必要か?」
「予習するにしても、もっと省略してやれるのでは?」
といったことを一度考えてみてください。
受験勉強では復習の方が圧倒的に重要にもかかわらず、多くの高校生は、必要以上に予習に時間をかけ、
復習が適当になっているという、かなりアンバランスな状況に陥っています。
予習と復習を比較してみると・・・・
▼予習⇒時間かかる、しんどい、暗記において必ずしも重要ではない
▼復習⇒時間かからない、ラク、暗記において決定的に重要
早い話が、復習は短い時間ですみ、しかも一度やったことのおさらいだから予習よりずっと楽な上、暗記する上で決定的に重要なわけです。
限られた時間の中で、予習にばかり時間を投入している人と、復習にばかり時間を投入している人。数ヶ月後、半年後、1年後を想像したら、恐ろしいまでの差がつくことに気づきますでしょうか?
くれぐれも、先生に言われるがままに、予習にばかり時間を費やすことは避けましょう。
可能な限り予習の時間をカットできないかを、一度念入りに検討してみることをおススメします。