こんにちは、中西です。
センター試験が終わったばかりで
まだ考えることが多く、
落ち着いていない人も多いかと
思いますが、
ここから先重要になってくるのが、
前回もお伝えしたとおり
第一志望校までの勉強計画
です。
そしてその勉強計画を考えるとき、
この時期において大きな鍵を握るのは、
「第一志望と併願校の対策の
勉強バランス(時間配分)」
です。
センター後~第一志望の試験までの
直前期に
この勉強バランス(時間配分)を
間違えてしまって
失敗する受験生は少なくありません。
同じように机に向かって
集中して努力しているのに、
その勉強バランス(時間配分)を
間違えたばかりに、
第一志望も併願校もともに
撃沈してしまう人と、
バランスがとれた時間配分で
勉強できたことで、
第一志望も併願校も両方合格を
手に入れることができる人
にわかれるのです。
ここから先は、
センター試験以前の勉強と比べて
状況が複雑化する人は多いので、
ただやみくもに、手当たり次第に
勉強しているだけでは、
すべてが中途半端になって
失敗する危険をはらんでいます。
だからここはよく考える必要があるわけです。
人によって状況は千差万別ですので
全員に対して
「時間配分は第一志望と併願で
○:○のバランスで勉強すべき」
なんてことは一概に言えません。
ただし併願校の勉強時間の割合が
第一志望のそれを上回ることは
無いと思ってください。
つまり最大でも5:5ということですが、
一般的にほとんどの受験生は、ざくっと
第一志望:併願
=6:4 or 7:3 or 8:2
あたりの範囲で収まることが多いです。
勉強計画を作る際は上の割合を参考に、
まずは大きなくくりで、
「2月△日頃までは○:○ぐらいで勉強し、
このあたりの時期からは
○:○ぐらいの比率で勉強して、
併願校の受験の3日前からは
○:○くらいで・・・・」
という形で、最初に大枠でこの比率を
ざくっと決めてから、
個々の詳細な対策・科目別の勉強内容を
そこに当てはめていくと、
気分やノリに左右されない
バランスが取れた時間配分で
勉強をしやすくなります。
今回に限らず、何らかの計画を
作成するときは、
多少大ざっぱでもまずは大きなくくりで
配分を決めてから、
細かい内容を決めていくと
うまく行くことが多いです。
それではまた。