- 2015-2-13
- 受験勉強のスタート準備, 高校1~2年生向けの話
【今日のご感想】
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中西さん、こんにちは!
私は多分高2くらいから、中西さんのメルマガを購読しています。
2/12の、【勉強のいいところって、知識面だけじゃなくって、
自分の成長】という読者様の感想に深く共感しまして、
本日メール差し上げました。
現在私はもうすぐ大学生二年生です。
希望の大学に入り、入学から一年たっても、
この大学に入った喜びは消えません。
周りが推薦を受ける子が多く(私の高校の特徴的に)、
推薦を羨ましく思ったり、自分だけ先が長く感じて
不安に思ったりする受験期でした。
それで塞ぎ込むこともあり、胃痛から不登校になりがちでした。
精神的に弱い自分を不甲斐なく思うことも多々ありました。
でも、結局センターも自己ベストを出すことができて、
二次試験(実技でした)も自己ベストの演奏ができて、自信になりました。
思えばとても大変な一年だったのですが、
合格発表を見てからは、とても清々しい気持ちでいっぱいなんですね。
あの辛かった一年がすぐに、懐かしい思い出になりました(笑)
(後略)
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「どんなに今辛くても、自分の成長につながったなら、
ご褒美として、あとで必ず『いい思い出』に変わる仕組みを
神は人類の脳にインストールしてくれている」
W稲田S中力研究会 N西
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こんにちは、中西です。
受験勉強というと、学校や塾のクラスメイトはもちろん、全国のライバルたちが一斉に横並びになって同じ時期に勉強していくイメージがあります。
しかし、実際のところは横並びになど全くなっていません。その理由は、「受験生」として自分を自覚し始める「受験生活のスタートライン」が、人によって違っているからです。
どんな物事への取り組みにおいてもそうですが、「一般的なスタートライン」と「自分で決めるスタートライン」があります。
多くの人は、なんとなく一般論に従ってスタートしますが(たとえば「高校3年生の4月から受験生だ」など)、そんな一般論というのは実は意味が無いことが多く、
ほとんどの場合において「スタートラインは自分で決めてしまえばいい」のです。
先日、OCP(受験勉強オンラインコーチング・プログラム)に参加してくれた早稲田大学を目指しているAさんも、
「高2の3学期は、高3の0学期なので、本格的に受験勉強をスタートさせたいです!」
という参加表明とともに、OCPに参加してきてくれました。この発想ができるかどうかです。
受験が終わっても同じです。大学生活は4月からスタート、就職活動は大学3年からスタート・・・などなど、
無数の「一般的なスタートライン」があるのですが、そんなものは無視してかまわないのです。
もちろんそれに従ったほうがいい場合は従えばいいですが、その必要がないのに一般論を素直に真に受けていたら、
一歩早くスタートしているライバルにあっさり先を越されることになるでしょう。
“戦い”に勝利するための本質的なパターンというのは、すでに大昔に賢人たちがいくつも解説してくれています。
この場合は、「先んずれば事を制す」という故事がそれにあたります。
(余談ですが、大学生で時間がある人は、古典を読んでおきましょう。社会人になってからだと読む時間は一気に激減しますので。読んでもなかなか古典のようなものを悠長に読んでられなくなります)
いつから「受験生」としてスタートするかは、あなた次第です。ただし圧倒的に勝利する人は、ほとんどの場合、
みんなが「○○頃からスタートだ」と思い込んでいる、その“はるか以前”にすでに走り出しているものなのです。