- 2014-3-9
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こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
今回は、私がOCP(受験勉強オンラインコーチング・プログラム)
を作った理由について。
私がなぜOCPを作ったのかというと、
とても簡単な理由です。
私はずっとこう考えていたのです。
▼勉強では「自学自習」が一番重要なはずだ
(授業はあくまでそのフォロー的な要素のはず)
▼その自学自習における最重要ポイントは、
自分が立てた「勉強の計画を確実に実行すること」だ
▼でも、その部分を「専門的にサポートするサービス」がどこにもない
▼「計画の実行力を高める」ためのサポートをするなら
自分が何度も仕事で強烈な体験をした「コーチング」の手法を使うべきだ
OCPを開発するまでの私の思考の流れは、
簡単にいうとこんな感じです。
この背景には、以下のような受験時代の経験がありました。
私は受験生のときに塾も予備校も行きましたが、
大量の授業を受けさせられて、それで消化不良を起こし、
まったく成績が伸びませんでした。
また予習・復習も含めると、テキストが
こなしきれないのですごいストレスがありました。
とくに、どことは言いませんが
ある予備校では大量のテキストが配られました。
最初はよくわからないのでそれを信じて、
テキストの数だけある授業を受けて勉強していたのですが、
「どうもおかしい。本当にこれでいいのか?」
という疑念が拭(ぬぐ)えませんでした。
そこである時期から、授業の大半を捨てて、
この授業だけは受けておくべきだと思った
「最小限の授業」のみに絞り込み(週3コマのみ)、
あとは【参考書を中心とした自学自習】に
大きく比重を置いて勉強するようになりました。
するとめちゃくちゃ勉強が進むし、
実力がみるみる上がっていきました。
結果的に、早稲田・同志社・上智と
行きたい大学は全部合格しました。
もしあのとき予備校に言われるままに
授業を全部受けまくっていたら、
合格できなかったと言い切れます。
それだと手持ちの参考書が、
理想のペースで進まなかったからです。
私は予備校にはお世話になった感もあるし、
素晴らしい授業もあるし、素晴らしい先生もいます。
ただ、もし塾側あるいは生徒側・保護者さん側に
「たくさんのいい授業を受ければ成績が伸びるはず」
という考え方があるとしたら、それはもう
「授業信仰(or授業神話)」
という類のものではないかと思うのです。
通信教育でも同じような経験があり、
ある有名な通信教育に入会したら
毎月すごい量のテキストが届くようになりました。
毎月毎月、やりきれないテキストが
本棚にたまっていくわけです・゚・(ノД`;)・゚・
「これを毎月やり切らないといけないのか」
「これが多すぎると思ってしっまう俺は、
きっとまだ勉強への意識が低いんだ」
などと当時の私は思ったわけです。
でも時間がなくてこなしきれない。
それをこなしきれない自分が、なんだか情けなくなり、
また親にも申し訳なく、どんどん自分が嫌になりました。
今思えば、本当にそんなに授業やテキストが
たくさん必要だったのかなと思います。
そんなことはないと信じたいですが、
「たくさん授業(テキスト)を提供したほうが儲かる」
という発想が万が一にも塾(通信教育)側にあったら、
さすがにそれはちょっとどうかなと思うわけです。
私は数十万円も払って、結局ほぼ全くそれらを使わずに
参考書メインに切り替えて、ようやく
受験勉強のコツが見えてきたのでした。
遅い、遅すぎました(>_<;)
これから受験生活に入る人は、この部分には
よくよく注意しておいてください。
授業は大事ですが、それ以上に
「授業と自学自習のバランス」が大切なのです。
私見ですが、本当に効率的に勉強するのであれば、
授業というのはあくまで
【 自分一人でやるには難しい科目(分野) 】
に絞り込み、あとは参考書をメインにして
【 自学自習に比重を置く 】
のが、一番効率的で、かつ経済面でも負担が
最小に抑えられる理にかなった勉強法ではないかと思います。
この考えを形にしたのがOCPでした。
OCPでは「自学自習」のみを徹底的にサポートします。
私には上記のような問題意識があったので
最初から、OCPでは知識を提供しないで
「自学自習の計画の実行力を高めること」
という1点だけをサポートすると決めて開発したのです。
あなたがこれから受験生活に入る場合は、この
「自学自習」と「授業」
「参考書」と「テキスト」
といったそれぞれの“バランス”を
どういう配分で保つかについて、最初のうちに
一度じっくり考えておくことを強くおススメします。