- 2012-2-11
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こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
今回は、勉強中はもちろんですが、
それ以外の日常生活においてもよく起こる
“ド忘れ”
の解決策について。
よく勉強中や日常生活において、
とくに忙しい時に起こりやすいのですが、
「あれ、今何を考えていたっけ?」
という瞬間はありませんか。
私は1~2日に1回くらいはあります(笑)
おそらく頻度こそ多少の個人差はあれ
誰でも数日に1回くらいは
(人によっては数週間~数ヶ月に1回や
逆に1日に数回の人もいるかもしれませんね(^^;))
つい今さっきまで自分が考えていたことが
思い出せない・゚・(ノД`;)・゚・
という悲しい瞬間があるはずです。
実はこれは頭がボケているとか、
記憶力が悪いといった
脳の故障が原因ではありません。
こういった“瞬間的ド忘れ”は、
ほとんどの場合、
次々といろんなことを考えたり、
次々といろんなことを感じたり、
次々といろんなことを見たり聞いたりして、
脳がその処理能力を一時的にオーバーしてしまって
起こる現象です。
(よって、どちらかというと
忙しいときによく起こります)
ただこれは“瞬間的ド忘れ”ですから、
思い出すことは、実はコツをつかめば難しくありません。
私もそのコツをつかむまでは、
「あれ、今なに考えてたっけ!?
いいアイデアだったはずなのに(;`O´)」
と、焦ってしまい、
ウンウンとうなって思い出そうとするのですが、
結局は、思い出せず気持ち悪いまま(´ヘ`;)
なんてことがよくありました。
ところが、“あるコツ”を体得してからは、
一度ド忘れモードになっても、
なんとほぼ100%の確率で思い出せるようになったのです。
そのコツとは・・・
【 その忘れてしまった事柄を考えていた時に、
やっていた行動を再現する 】
という方法です。
たとえば、私の一番最近の事例でお話しますと、
トイレで小用を足していたときに
仕事に関するあるアイデアが浮かびました。
で、そのままそのアイデアをさらに深堀して
考えているうちに、
違うテーマのことを考え始めました。
(このときすでに手を洗って机に向かうところ)
手を洗い終わってデスクに戻り
イスに座った瞬間、
「あれ??さっき用を足しているときに
思いついたアイデア、何だったっけ?」
となりました。まさにこれが典型的なド忘れ状態(笑)
このときに一応思い出そうと努力してみるのですが、
「あ、これはダメだな。
このままでは思い出せそうにない」
と悟った時点で、私はどういう行動に出たかというと
【 トイレに戻る(!)】
という行動を取りました。
そして、先ほどトイレに入って視界に入ってきたものを
同じようにまた見て、
先ほどやった動作(ご想像にお任せします)を
同じように再現しました。
すると、
「あ~このあたりで、この壁をボーッと眺めながら
あれを考えて、これを考えて、そしてそのあと・・・
・・・あ!!思い出した!!」
となり、無事そのときのアイデアを思い出すことに
成功したのですヾ(´▽`)ノ
このように、ド忘れしてしまったときは
一度その場所に戻って、行動を再現すると
その行動が記憶の復元のきっかけになり、
忘れてしまったその事柄を、
非常に高い確率で思い出せるようになります。
さらに私の経験則では、ド忘れしてしまう事柄は
50%以上の確率で、
けっこうな重要事項であることが多いです。
なぜなら、「思い出さなきゃ(>_<)」と
感じるということは、
そもそもそれ相応の重要事項だから
思い出そうとするわけで、
どうでもいいような事柄なら
「思い出そう」とすら考えないですからね。
よって、「あれ、今なに考えてたっけ?」と感じたら、
高い確率で重要事項であると思われますから、
即座に直前の行動を“再現”して、
記憶の呼び戻し作業をしてみることをおススメします。