- 2011-4-29
- 未分類
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
昨日のブログを書いたあとなんですが、
ある関係の知人7人でカラオケ兼飲み会みたいなことをやっておりました。
男女比は3:4だったかな。残念ながら合コン的な甘い香りのする会ではありません。平均年齢42くらいっすから(゚Д゚)(私一人が極端に平均年齢を下げておりました)
よく考えたら、このブログの読者さんの親世代ですよ。実際中高生や成人したお子さんがいるママも数名。。。都内のお受験事情が聞けて勉強になりましたが。
メンバーは前からの知り合いに、最近知り合った人もちょっと混ざってたんですが、その年代になると、なんつーかまあ、みんなそれなりに人生ドラマがあって面白い。
めっちゃマジメで誠実な感じだったある男性、過去についてあまり聞いたことなかったんですが、元ホストでした。ここではとても書けない渋い裏話も聞けました( ´∀`)
それと昨日も書いたさだまさしファンのママ、よく聞けばファンというレベルをはるかに超えて、
小学生からさだまさしの「関白宣言」の洗礼を受け、でもって「関白宣言」にしたがった生活を送ることを夫に約束して結婚し、コンサートも一家そろって行くというマーシー教?の信者様でした。世の中広い(゚Д゚)
個人的にちょっと面白かったのが、福山雅治が歌手を目指して長崎から上京してきたときに、都内のピザ屋でバイトしてたっていう話があるんですけど(私もテレビで聞いたことあったんですが)
その時のピザ屋の同期でよく一緒に遊んでたとかいうママンもいました。見た目はかっこいいのに下ネタがひどすぎたとか。完璧な男、昔からその点は変わってないってないもよう。
カラオケでは適当に「関白宣言」歌っておきました(・ω・)意外に歌いやすいです。
カラオケであんなの歌う人ほとんどいないと思うので、若者が歌うと逆にウケると思われます。ウケねらいの人はオススメ。
<今日のお勧め曲>
関白宣言 作詞・作曲 さだまさし (YouTube動画)
関白宣言の歌詞はこちら
ちなみに、この歌を「付き合って間もない彼女」に歌ってあげるといいかもしれません。ベストは最初のデートでカラオケで歌うこと。すごい確率で破局を迎えると思います。
そんなわけで(?)、私はみんな休む時に一緒に休むのがもう極端に嫌いな性格なので、このあとGWは浪人生の気持ちで仕事に勉強に励もうと思います。
(GW明け前後に、受験勉強の生産性を鬼アップさせる新企画を発表する予定なので、しばらくこのブログは「要チェックや!」でお願いします。)
今回は、受験勉強のいろはの「い」について。
基本中の基本の話なので、現受験生は当たり前のように知っておいてほしいですし、また高1・高2の人ならとくに今のうちに知っておいてほしい話です。
それは、受験の科目ごとの「ある特性」について。
私は、受験の科目は大きく分けて2種類あると思っています。その2種類とは、
一発逆転ができる科目
と
一発逆転ができない科目
です。
もうちょっとわかりやすく言うなら、
「修得に時間がかかる科目」
と
「修得にそれほど時間がかからない科目」
という、この2種類。こんなこと書くと、その科目の先生に怒られそうですが(ーー;)、
「それほど時間がかからない科目」というのは、あくまで他の科目の修得時間と比較して、「相対的に」かける時間が短い科目ということでして、
簡単にマスターできる科目だとか、そういうことではありません。
受験生なら、このあたりですでに私が何を言いたいのか、ピンと来ていてほしいくらいなんですが、
ようするに「修得に時間がかかる科目」、つまりは「一発逆転できない科目」というのが、
英語と数学
です。
英語と数学って、本当に「蓄積型の科目」といいますか、一朝一夕に簡単には実力がつかない科目なのです。
逆に、(あくまでアバウトな分類ではありますが)国語・理科・社会というのは、英語と数学にくらべると、修得にかかる時間は少ないです。
よって、現役生でなかなか成績が伸びないような苦しい状態が、仮に夏の終わりとか秋頃まで続いたとしても、
その足を引っ張っている科目が、国・理・社のいずれかであれば、
最後の最後でその科目の成績がグーンと伸びて、「逆転合格」を滑り込みセーフで勝ち取る、
というシナリオは、十分ありえます。
現役生はいろいろと忙しく、時間もぜんぜんない人もいるでしょうが、そんないろんな問題で成績の伸びが遅れている人でも、
英語と数学に自信があるなら、上記のように後半戦で国・理・社を伸ばすことで、逆転合格するシナリオを描くことができます。
しかし、逆の場合は悲劇が待っています(´д`)。
いやまあ、断言はよくないですね、「悲劇になる可能性が非常に高い」と言っておきましょう(たいして変わらん)
たとえば今現在高3で、
国・理・社がめっちゃ得意(^^)/
でも英語・数学がまったくダメポ(゚Д゚)
って人です。現実を知っておいたほうがいいと思うのでハッキリ言いますが、このあと相当頑張らないと、厳しい未来が待っています。
(もちろん、志望校の配点によって相当変わる場合があるので例外もありますが、受験全体の一般論として、また多くの大学の平均的な配点傾向から判断して、やはり上記の傾向は強いです)
本当に英語・数学の修得には大変な時間がかかります。
よって、高1から高2にかけて英語と数学を頑張り得意科目にしておけば、
受験全体を通して勉強を有利に進めやすくなります。心理的にも、他の人にくらべてかなり負担が小さくなるでしょう。
ところが逆に、高1から高2にかけて、たとえば国・社・理が好きだからとそればっかりやっていたら、高3になって本当にしんどい1年が待っています。。。
実際に私の友人で対照的な2人の男がいたのです。
高3の今頃、ちょうど4月の時点でその男Aはめっちゃ日本史が得意で常に日本史は学年No1でした。で、他の教科もそこそこ以上によかったので、成績上位に常にいました。
ところが、彼は英語だけ、非常に不得意だったんです。
そして、もう一人、英語だけがやたらできたB君という友達がいました。彼は英語はできましたが、あとは国語がちょっといい程度で、他の教科はふつう以下。
だから周囲の友達からみたAのイメージは「成績が超いいやつ」、Bへのイメージは、「ふつうよりちょっといい成績のやつ」。そんな感じでした。
ところが、この2人の受験の結果はどうなったかといいますと
Aは受験した全大学を不合格
Bは第一志望の某有名大学へ合格。
当時Aの受験失敗とBの快挙に驚いたもんですが、まあ今思えば「起こるべくして起こった結果」とはっきりわかります。
理由は簡単。Aは、受験で配点が高く、かつ修得に非常に時間がかかる英語が超不得意だったから。逆に、Bはそれが超得意だったから。ただ、それだけです。
極端でわかりやすい例だったので挙げましたが、
このように高1から高2のときに「好きだから」「面白いから」という理由だけで、国・社・理ばかりに力を入れて英語・数学に力を入れなかったら、
あとから本当に大変になってくるし、逆転合格の夢も見られなくなります。
そして、逆に、嫌いだろうとなんだろうと、高1から高2の間に頑張って英語と数学(とくに英語のほう)を頑張って「蓄積」しておけば、
高3になって仮に模試の判定がよくなかったとしても、ラクとまでは言いませんが、心理的にも不安や焦りも小さくてすみ、前向きに希望をもって受験勉強ができるようになるのです。
なので、現在高1・高2のあなたは、ぜひこの点をふまえて日々の勉強に取り組むといいと思いますし、
高3で「わたしゃ全教科、これからがんばるんです(*_*)」という人は、この科目別の傾向をよくよく頭に入れた上で、
この1年の勉強計画を立てて行かれることをオススメします。
P.S
最近、高1・高2の読者さんが増えて、よくアドバイスを求められるので今回の記事を書きました。
私は高1~高2にかけては完全に失敗しているので、過去の自分にこの記事読んでもらいたいです。。