- 2012-10-5
- 未分類
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
受験勉強というのは、ある意味では
【 自分自身の心の戦い 】
という側面があります。
ちょっと前にも書きましたが、
心の部分でグラついていたり、何か問題を抱えていると、
それが受験勉強の足をひっぱります。
これは受験勉強に限らず、
何かの目標を達成していくときには、
「心の戦い」という側面は必ずあるわけですね。
で、今回はそんな自分自身の心に問題がないかの
“チェックポイント”を1つご紹介したいと思います。
結論から先に書いてしまいますが、
もし今、あなたが自分自身の心理面をチェックしてみて
【 「このままで自分は本当に合格できるだろうか(-_-;)?」と
心配する気持ちがあるなら、何かがおかしい 】
ということです。
どういうことかと言いますと、
まず当たり前の話ですが、
どんなに成績優秀な人でも、
毎回必ず模試でA判定がとれる人でも、
受験生活では不安というのは少なからず頭をよぎります。
受験生で不安を抱えない人というのは
たぶん滅多にいないでしょうし、
それ自体は問題ではないわけです。
ただ、そういった瞬間風速的に感じてしまう
不安ではなくて、日中ずっと
「このままで自分は本当に合格できるだろうか(-_-;)?」
という“ぼんやりした不安”をかかえている場合、
これは明らかにおかしいのです。
この場合、その不安の原因は、
【 「戦術面」での確信の無さ 】
による可能性が高いです。
ようするに、合格するための超具体的な手順を
イメージできていないということです。
あなたは、合格するために、
本番までにあと残り何と何をやればいいのかが
具体的に、ハッキリと見えていますか?
そして、それぞれのやるべきことが
おおよそいつまでに終わらせられそうかが
イメージできているでしょうか?
▼このイメージがあいまいだったり
▼自信がない部分があったり、
▼物理的に明らかに無理だったりすると、
ふつうはほぼ間違いなく、
「このままで自分は本当に合格できるだろうか(-_-;)?」
という心配が、どこからともなくわき起こります。
逆に言えば、
▼本番までにあと何をやるかが具体的にイメージできていて
▼そのやるべき内容は間違っていない自信があり
▼物理的にも可能性は(かりに低かったとしても)ある
という状態であれば、
一瞬不安が頭をよぎる程度のことはあっても、
(↑それは人間ですから当たり前)
日中の長時間にわたって
「このままで自分は本当に合格できるだろうか(-_-;)?」
という感情に襲われることはないのです。
私自身の受験生活をふりかえっても、
当時の自分の実力を考えれば
かなり無謀な挑戦をしていましたが、
本番までにやるべきことがハッキリと見えていたので
上記のような種類の不安は無かったです。
さらに現在私は、受験の時とは全く比較にならないレベルの
超が20個付くぐらいに無謀な目標を立てています。
これをもし人に話そうものなら
120%バカにされる、あまりにも無謀な目標で、
「この人、完全に頭が狂ってる」と思われるような内容なので
誰にも言えないのが悩みですが、
「このままで自分は本当に達成できるだろうか(-_-;)?」
という不安を感じることはないです。
なぜかというと、そういう不安が起こらないように
現実的にどうやっていけば、その目標が達成できるのかを
ほぼ明確に鮮明にイメージできるまで戦術を考えましたし、
かつ他の手段がないかも常に考え続けているからです。
「現実的に達成できる確信」
が無いと、人は不安になるわけですね。
不安というのは「現実の壁の高さ」ではなく
「確信度合いの低さ」が引き起こします。
そういった不安感に襲われている人は、
上記のような「戦術面」(本番までに具体的に何をすべきか)
において、自分の中で確信がない状態になっている可能性が高いので、
一度、本番までに何をすべきかを
一切あいまいな部分を残さずに、
「これだけやれば必ず合格できるんだ!」
という確信が持てるまで、
具体的に洗い出してみるようにしてみて下さい。