- 2013-12-24
- 元アメブロ記事(13年2月~14年5月、修正中)
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
大学受験生は、人生を左右すると言っても大げさではない「センター試験の本番」が刻一刻と近づいております(゚д゚;)。
こういう時期は、当然受験生だれもが必死で頑張るわけですが、注意しておいてほしいのは、ただやみくもに残り時間を勉強に費やせばいいわけではないということです。
結論から言いますが、残り時間で「何の勉強を」「どれくらいするか」という
【 時間配分 】
が、ものすごく重要な鍵を握ってきます。本番まであとわずかとなる残りの数週間において、何と何の勉強を、どれくらいの量(時間)やるのかという、その勉強の「時間配分」ですね。
これが試験の結果を、ひいてはあなたの人生を左右するポイントになってきます。この点を頭のド真ん中に入れておいてください。
この部分にどれだけ注意を払えるか、どれだけ賢く時間を配分できるかによって、結果が大きく変わってきます。
とくに最後の1ヶ月~数週間未満になってくると、受験生みんなが可能な限りの時間を使って勉強しているわけで、
「真剣に頑張ること」「可能な限り勉強に時間を使うこと」自体は受験生としてはもはや当たり前であり、
今から本番までの勉強量や勉強時間でそれほどの大差がつくわけではありません。(もちろん勉強をやらない人は、差がついてアウトですが。。)
現時点でやや黄色信号がともっているあなたが、ここから何とか挽回したいという場合、可能な限り勉強時間を増やし、勉強量をこなすのは大前提として、その上でさらに、その勉強の「時間配分」に細心の注意を払うべきなのです。
この「時間配分」の差よって、最終的な勝敗が決まってしまうと言っても過言ではありません。
たとえば、本番までに勉強に使える時間が、残り100時間あるとします。
その100時間をやみくもに、手当たり次第に、フィーリングでなんとなくの理由で、戦略性・計画性もなく、そのときそのときの気分で、過去問をやってみたり、問題集の残りの問題を解いてみたり、参考書の復習をやってみたり。
「本当に、今日これをやるべきか?」と検討することもなく、「これは重要だからやろう!あ、あれも重要だからやらなきゃ!」といった感じで次々と目の前の重要そうな分野に直感的に手をつけていると、
残り100時間で本来もっと伸ばせたはずの実力を、十分に伸ばしきれないまま本番を迎えることになりかねません。
そうならないためには、100時間のうちのたとえば1時間を使って、入念に残り時間で何をどれくらいやるべきかをしっかり考えることです。(1時間はあくまでたとえですから、2時間でも3時間でもいいです。)
かりに3時間費やしたとしても、それによって残りの97時間があなたのラストスパートの時間配分として理想の状況で勉強できたのであれば、その計画作成に費やした3時間などあっというまに取り返せます。
だから、「時間配分を考える時間」というのはけっして無駄にはなりません。
無駄になるどころか、そこで必死に頭を使って考える時間こそが、あなたを最後に救ってくれるのです。
ここまで読んでいただき、残りのラストスパートの勉強に費やす「時間配分」の重要性はご理解いただけたとして、では実際にそれを考えるとなると、一つの問題が発生します。
「残りの100時間をどう使えばいいのか?」を超リアルに考えるのは、案外難しいと言うことです(-_-;)
つまり、「時間配分の重要性」は頭で理解できたとしても、それを「リアルで現実的な計画」のレベルまで落とし込むのは、意外と簡単ではないということ。
実は、これにはいくつかコツがあるのです。
この話は少し長くなりそうなので、次回、残りの時間配分をリアルに考えて、それを計画に落とし込む具体的な方法をお伝えします。
「そんなの自分で作成出来るぜ!」という人は読まなくていいですが、そのあたりで不安がある人は、ぜひ次回のやり方を参考にしてみてほしいと思います。