- 2022-10-1
- その他・雑談
こんにちは、中西です。
午前から1日中ニュースでやっているので、ご存知の方が多いと思いますが、アントニオ猪木さんが本日朝亡くなりました。
10日前の9月21日に撮影された動画が、YouTubeの公式チャンネルで本日夕方にアップされています。
私がこの動画を見たときは、視聴回数が5000回再生なのに、なぜか高評価数が1万を超えていました(多分時間差かと)。
その後も、再生回数や高評価数・コメント数がとんでもないことになっています。
動画の内容は日本中に元気を与え続けてきた男の、まさに「最期の言葉」となっていて、ベッドで寝たきりの状態なのに、そのありのままの姿を公開しておられます。
寝たきりのまま、前向きな言葉を語り、本音を語り、時に笑顔を見せ、世界の環境改善まで語っておられます。
難病でここまで体が弱り切って寝たきりなのに、その姿と言葉で日本中に元気を与え続けるのは、どう考えても凄すぎます。
単に昔ものすごい実績がある人だからとか、政治家だったからとか、超有名人だからとか、
そういう理由だけで、人にここまで元気を与えるのは不可能だと私は思います。
人として、男として、最後の最後まで前を向いて、体が朽ちていきながらも、魂を燃やし続ける。
「YouTubeをやりたくない」「こんな姿を見せたくない」と言いながらも、人が求めることに応え続ける。
そういう最後の最後まで闘魂を燃やす彼の生き様に、多くの人が心を動かされるのだろうと思います。
彼の言葉で唯一違っていた気がするのは「同情」(されている)と言う部分ですが、それはある種の謙遜のようなものだったのかもしれません。
いずれにしろ「同情」だけで、これだけ大勢の人の心を動かせるはずがないわけです。
個人的には理想の生き様・死に様を見せてもらった気がします。
日本中の多くの人が彼のことを忘れる事はないでしょうし、亡くなってもなお、多くの人が彼に元気をもらい続けるのだと思います。
最後の最後まで、肉体が朽ちるまで闘い続けた、強さと優しさのある本当にかっこいい人でした。
アントニオ猪木さんのご冥福を心よりお祈り致します。