- 2019-10-13
- その他・雑談
こんにちは、中西です。
本日は日曜日なので恒例の雑談系ネタで。(このメルマガ・ブログは日曜日は雑談系になることが多いです)
運動と健康の関係は広く知られていますが、 これまでの研究で運動と寿命にも関係があることも判明しています。
さらに最近の研究では、特定のスポーツと寿命の関係の研究も進んでいて、興味深い結果が次々と出てきています。
デンマークで8600人の男女を対象に、約25年間にわたり実施されたスポーツと寿命の調査では、 以下のような結果が出ています。 右の数字は平均余命(どれぐらいの年数長生きできるか)です。
長生きしやすい順番に上から書いていきます。
テニス: 9.7年
バドミントン: 6.2年
サッカー: 4.7年
サイクリング: 3.7年
水泳: 3.4年
ジョギング: 3.2年
自重トレーニング: 3.1年
スポーツクラブの諸活動: 1.5年
(ヨガ、エアロビクスダンス、ピラティスなど)
サイクリングは被験者のデンマーク人の中で最も広く行われ、サイクリングをしている人の多くが週に4時間以上行っていたようです。
そのサイクリングをする人たちは、運動をしない人と比べて寿命が平均で3.7年長いという結果でした。
また、ジョギングをする人も同じくらいで3.2年の長生きでした。
ところがその3倍ほども余命が伸びていたのが、テニスをしていた人たちです。なんと10年近くも長生きしていました。
ちなみに同じラケットスポーツのバドミントンも6.2年長生きでした。
私は最近バドミントンを始めたので嬉しい限りです。今年中にテニスも始める予定なので、偶然にも長生きのトップ2をやることになりますヽ(´∀`*)ノ
ちなみにこの結果は、被験者の教育、社会的・経済的地位、年齢を調整しても変わらなかったようです。
で、なぜこういう結果になったかですが、研究者らによると、長生きしやすい上位のスポーツほど複数人でやるスポーツで、
下位のスポーツほど一人でやるものばかりなので、この辺りが影響しているようです。
つまり、みんなで運動を楽しむことにより、充実感やストレスが減って、長寿に繋がっているのではないかと考えられています。3位のサッカーもチームでやるスポーツですしね。
なので、例えばジョギングなどするにしても一人でやるよりも仲間でやるほうが、幸福感も高まり寿命も延びる可能性は高いと思われます。
ラケットスポーツがツートップに来ているのは、少しダッシュして・少し休む、を繰り返しているからではないかとも推測されているようです。
いずれにしろ運動を日常的に習慣にすると、健康になって日々のパフォーマンスや集中力が上がるのはもちろん、長生きできるのは間違いないので、まずは長期的に運動をする習慣をつけるのが大事ですね。
その上で、同じやるなら、複数の人でやるスポーツを選ぶとより効果的。
さらにより良いのはテニスやバドミントンのラケットスポーツを選ぶのがいい、ということになりそうです。
ラケットスポーツが嫌いな人は無理にやる必要はないと思いますが、上記の通り複数人でやるスポーツと一人でやるスポーツとでは、かなりはっきり長生きに差があることが判明していますので、参考にしてみてほしいと思います。
それではまた。