- 2019-12-11
- 受験を突破する食事法
こんにちは、中西です。
12月になって寒さが増してきましたので、日中に温かい飲み物を飲んでいる人も多いと思います。
ただ温かい飲み物と言うと、コーヒー・紅茶・お茶などのカフェイン系の飲み物になることが少なくありません。
コンビニや自販機のホット飲料のコーナーを見ても、カフェイン系が大半を占めていることが多いです。
要するにこの時期に何か飲み物を飲む場合、特別なこだわりを持っていない限り、ふつうはカフェイン系の飲み物を1日に何度も飲むパターンになりやすいと思います。
私はカフェイン系の飲み物だけ飲んでると気持ちが悪くなることが多々あるので、カフェイオン系だけでなく、この季節でもなるべく水も飲むようにしています。 水を飲むと大体調子が元に戻りますね。
もしカフェイン系の飲み物をよく飲んでいて、調子がなんとなく悪い気がする人は、試しに水を飲んでみてください。 ちなみに水を飲むと集中力が高まりやすくなることも分かっています。
カフェインで気になるのは「利尿作用」です。よく、
「カフェイン系の飲み物を飲みすぎると、利尿作用で脱水症状になる(´Д`lll)」
みたいに考える人がいて、一見すると説得力があるように感じるのですが(またそういう通説がありますが)、これは違います。
カフェイン飲料をたくさん飲んでも脱水症状にはならないことが、IOM(米国医学研究所)の研究により判明しています。
脱水症状にならない理由は、コーヒーや紅茶などを飲むと、その水分が全て利尿作用で排出するわけではなく、「体にとって必要な水分はちゃんと吸収されるから」です。
カフェインの利尿作用とは、あくまで「尿が出やすくなる」というだけなんですね。
尿として体から排出されるのは、コーヒーや紅茶を飲んで必要な水分を体が吸収したあとの、残りの水分になります。
だからコーヒーや紅茶でちゃんと水分補給されますし、脱水症状にはなりません。
なお、カフェインは集中力を高める働きもあるので適度に飲む分には悪くないのですが、飲む量や飲み方(時間帯など)を間違えると、
結果的に(睡眠効率の低下により)集中力の低下や健康にもマイナスに作用する可能性が高まるので注意しておいてください。
これからますます寒くなってきますので、温かいカフェイン系の飲み物を飲むことも多くなると思いますが、
日中にベストコンディションを維持して集中するためにも、カフェイン系の飲み物は適度に、上手に、飲むようにしましょう。
それではまた。