- 2019-6-25
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こんにちは、中西です。
最近はスタンディングで勉強・仕事・作業をするのが流行しつつありますが、基本的に座ってやる人がまだ多いと思います。
座る時間が長いと起こる問題の一つが、腰痛です。
私はそんなに腰痛にはなったことが無いのですが、時々その前兆を感じて危機感を抱くくらいならわりとありますし、常にそのリスクを抱えている前提で、腰痛にならないようストレッチ等もしています。
で、ここからが本題ですが、腰痛の原因が意外なところにあったことが判明した、と言う話。
何が原因だったかというと、「腹筋運動」です。
横になって上体を起こす腹筋運動は、「腕立て伏せ」とセットで非常に一般的な運動なのでやっている人も少なくないと思います。
ところがこの腹筋運動が腰痛の原因になるということで、アメリカの海兵隊の体力テストからも除外されました。
参考2:腹筋運動が腰痛のもとになっているというデータ多数で海兵隊も体力テストから腹筋を除外(gigazine)
https://gigazine.net/news/20190625-crunch-plank/
もともと以前から腹筋運動が腰痛の原因になる可能性が指摘されていたのですが、体力テストから除外されたきっかけは、
海兵隊の総司令官が、別の隊の訓練施設を訪問したときに、その隊の理学療法士から
「腹筋運動(上体起こし)が高い腰痛の発生率に影響している可能性がある」
という白書を確認したのがきっかけのようです。
で、その後腹筋運動の代わりに導入されたのが「プランク」という運動。
このプランクが腹筋に変わり、2020年から海兵隊のテストで実施されます。
プランクとは、簡単にいうと、両手のひらを床についた四つん這いの状態から、1本ずつ足をのばして、両手・両足をピンと伸ばした状態で数十秒維持する運動です。
イメージしづらい人は、検索するか、こちらの記事がわかりやすかったです。「プランクポーズは最強の腹筋運動」とのこと。
プランクをやるかどうかはともかく、腹筋運動が腰痛のリスクにより海兵隊の体力テストから削除されたのは事実なので、
腰痛がある人で日頃から腹筋運動をしている人は、一度やめてようすを見た方が良さそうです。
腹筋運動が腰に負担がかかるイメージはありませんでしたが、何がどう体に影響しているかは、専門家でも知り得ないことはたくさんありますからね。
私が子どものころは「うさぎ飛び」という運動が日本中で普通にありましたが、あれも腰・下半身に負担がかかるという理由で廃止になり、今や誰もやってません(笑)
というわけで、座っているときに腰痛があると、日頃の勉強中も試験日にも集中力を低下させ、人生にマイナスの影響をおよぼすので、腰痛になりやすい人は注意しておいてください。
それではまた。