- 2012-3-30
- 1ヶ月100記事企画, 受験生の中間・期末テスト対策
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
受験生、とくに現役の高校3年生が常に悩まされ続けるのが「学校の定期テスト」です。
私は昨年のOCP(受験勉強オンラインコーチング・プログラム)を通して、
メンバーたちがこの定期テストとの戦いに悩まされ続けているのを何度も目の当たりにし、何度も相談を受けてきました。
定期テストの何が辛いかというと、「時間がとられる」ということよりも、
「受験に全く関係ない科目の勉強をしなければいけない」ということです。
「受験に関係ある科目」の勉強だけでも、まるで時間がないのです(-_-;)本来であれば関係のない科目の勉強なんて、やっている暇はありません。
とはいえ、やらないわけにも行かないわけです。そこで、あなたが考える戦略としては、
【 受験に出る科目以外は、最小限の勉強しかしない 】
ということ。
定期テストとはいえ、受験に出る科目なら、しっかり勉強しておいて損はないです。むしろ定期テストを利用して、しっかり勉強しておくべき。
ただ、受験に出ない科目については、限りなく最小限の勉強に抑えた方がいいです。
最悪、赤点ギリギリでもいいと思います。逆に、いい点数をとる必要性がどこにあるのかわかりません(推薦や成績を見られる大学なら別でしょうが)。
これはむしろ、真面目で成績のいい人の方が陥りがちなのですが、完璧主義になってしまって、
なぜか受験に関係のない科目の勉強にまで、頑張って力を入れてしてしまう人がいます。
「学校の成績がいいのに、受験で失敗する人」は、このあたりの力の抜き方がヘタだったりします。
ふだんの授業が理解できているのであれば、定期テスト対策ならせいぜい3~4日前から始めれば十分間に合います。
受験で大事なマインドセットの1つは、「極力ムダなことをしない」という覚悟です。
ちょっと気をゆるめると、簡単にムダなことをして時間をつぶしてしまうのが人間ですから。
よほど自分の中で、何かそれをやる意味がある場合でもない限りは、
受験に関係ない科目のテスト勉強は、可能な限り最小限に抑えてしまって下さい。