- 2011-7-22
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こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
ここ数回、
受験生は夏休みをどうすごすべきか?
といったテーマでお話しています。今回もその流れでもう1つ。
一口に夏休みといっても、その間に勉強する内容は人それぞれです。
▼これまで勉強してきた総量
▼現在の状況
▼今後目指すレベル
▼志望校の配点
などなどの条件によって、勉強する内容がまったく変わってきますからね。
で、みんなそれぞれ勉強内容はバラバラなんですが、
私は受験生なら全員、「これだけはやっておくべき!」と思うことが1つあります。それが、
英語の長文を1日1文以上読む!
ということ。
人それぞれ状況はマチマチとはいえ、これだけは、受験生なら誰もが必ずやっておくべきだと思います。
さらに付け加えておくと
1、長文はできる限り初めての文章を読む
2、1日1文は最低ライン。できれば2文以上読む
を心がけてほしいですね。
そもそもなぜ「英語の長文を1日1文以上」読まないといけないかといいますと、
言うまでもなく、受験においては、どの大学を受けるにしても英語が鍵を握ってきます。
「私の志望大学、他の受験科目と比べて、英語の配点だけがダントツに一番低い(*_*)」
なんて大学は、ほとんどないはずです。英語の出来不出来が、受験を左右すると言っても大げさではないでしょう。
そして、その一番大事な英語で、一番高い配点を占めるのが、「長文読解」なわけです。
したがって、
「私、英語の長文読解が不得意です(T-T)」
と言ってる人は、ようするに
「私、受験で合格する確率が著しく低いんです。゚(゚´Д`゚)゚。」
と言ってるのとほぼ同じなのです。
よって、他のどの科目の、どのジャンルにもまして、「英語の長文読解」は得意にしておかなければならないのです。
ところが、やっかいなことにこの英語の長文読解は、おそらく全科目全分野の中で、一番にくるくらい
実力養成にすごく時間がかかる分野(゚Д゚;)
なのです。なので、これまで長文読解をしっかりやってなかった人は、この夏にしっかりやって取り返す以外にありません。
「この夏は、まず英語の基礎になる単語や熟語や文法をしっかりやっておいて、夏休み明けてから英語の長文に本格的に取り組むぞ( ´∀`)」
なんて選択肢は、「ありえない」のです。
他の分野ならまだしも、英語の長文を夏休み明けからやり出して、ふつうは間に合うはずがありません。
なので、あなたが長文が不得意なら、当然「最低でも1日1文は新しい長文を読むべき」ですし、
逆に得意であっても、英語なんて読まない日が続くとすぐ勘がにぶりますから、1日1長文はやはり読むべきなのです。
その際、本当に得意であれば、
「これまで読んだ長文を再度読み直すだけ」
という形もありですが、それでもよほどの実力、たとえば
「もう英語の長文は完璧。てかそんなのとっくに卒業してるし(^_^)v」
と断言できる怪物(?)レベルでない限りは、やはり1日1文は「新しい長文」に接するべきだと思います。
まして、「英語の長文はこれからやってくぜ!(・д・)」くらいの大半の受験生は、1日1長文に接するのは必須条件だといえるでしょう。
1長文はあくまで最低ラインです。できれば2文3文と行きたいところ。
他の科目との勉強時間の兼ね合いもありますので、工夫をするとしたら、
▼1つ目は、新しい長文を読む
▼2つ目以上は、これまで読んだ長文の再読
といったバランスで読んでいくのも手ですね。これなら1日1長文は新しい文章に接することができますし、2つ目以上の長文を読む負担も少ないですから。
いずれにしろ、夏休みは
英語の長文を1日1文以上読む!
というノルマは絶対こなして行きましょう。
夏休みにそれをやった蓄積が、秋以降に必ず実を結んできますから。
この夏休み、どんな時間配分で勉強するのもあなたの自由ですが、
英語の長文ノルマだけは、絶対にハズさないようにしておいてください。