- 2012-4-15
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こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
今日は日曜日なので、サクッと軽めのネタで。
あなたは朝ごはんを食べる派ですか?それとも食べない派?
とくに若い人の中には、朝が時間がなくて
食べない人もけっこう多いと思います。
ただ、よほど朝は胃が受け付けないような体質でもない限り、
朝ごはんは食べたほうがいいです。
この「朝ごはんの重要性」はよく聞く話だと思いますが、
これについてかなり信用できる、ある調査結果があります。
東北大学加齢医学研究所のスマート・エイジング国際共同研究センター
(センター長 川島隆太教授)で、
脳の働きを活性化させる朝ごはんの特性に注目し、
全国の現役大学生400人と、4年制大学を卒業した会社員500名を対象に
「朝ごはんに関する意識と実態」
に関する調査が行われました。
ちなみに、この川島教授というのは脳トレの監修でも有名ですね。
で、この調査で朝ごはんを食べる習慣の有無と、
大学入試の結果やビジネス上の成功との関係を調べた結果、
多くの面白いことがわかりました。
とくにこのメルマガ読者さん(主に大学受験生、高校生)にとって
参考になる部分をピックアップしますと、
朝ごはん習慣がないと、第一志望の大学合格率は47.0%だったそうです。
さらに偏差値65以上の大学合格率となると19.3%しかなかったとか。
また、朝ごはんを平日のほぼ毎日食べる習慣を
身につけている大学生の約3割が、
偏差値65以上の大学に通っていたそうです。
これ、ピンと来ますか?
つまり、偏差値65以上の大学というのは、
おそらく日本の全大学のほんの数%ほどしかないはずです。
が、朝ごはんを食べる大学生の3割もが
そういう大学に通っていたということは、
「偏差値の高さ」と「朝ごはんの習慣」に
相関関係がある可能性がかなり高いということです。
さらに、社会人の結果では、年収1000万円以上のビジネスマンの82%が、
朝ごはんを食べていたそうで、
また年収に関係なく「自分は希望の道を進んでいる」と
自分の人生に納得しているビジネスマンの84.6%が、
やはり朝ごはんをほぼ毎日食べているとのこと。
もちろん、朝ごはんだけが受験や仕事の成功の鍵ではないですが、
この調査結果をみる限り、大いに関係はあるといえそうです。
朝ごはんを食べれば脳にエネルギーが補給されますし、
午前中のやる気も出てきます。
生活習慣を正して健康も維持できるため、
勉強や仕事の生産性に
かなり大きく関わる要素だといえるのです。
(余談ですが、朝の食事はエネルギーに変わるので太りにくいです)
実はこの朝ごはんについては、
私の中でまだまだお伝えしたい話があるのですが、
今日はここでいったんフィニッシュ。
これまで朝ごはんを食べていた人は、
あらためてその重要性と効果が確認できたと思いますし、
逆に食べてなかった人は、ぜひこれを参考に、
一度朝食をとることを検討してみてほしいと思います。