- 2012-7-20
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こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
これから夏休みに入っていく
受験生・高校生の人も多いと思いますが、
夏休みに入ると、言うまでもなく
1日の使い方がずいぶん変わってきます。
こういう生活パターンがガラッと変わるタイミングでは
まだ新生活に慣れていない分、
生活のいろんな点で“気づかぬ無駄時間”が
新たに発生することが少なくありません。
そこで、これは夏休みに限らずですが、
生活パターンがガラッと変わったときに
一度やってほしい作業が
【 1日の行動を書き出す 】
ということ。これは本当に重要な作業です。
何時に起きて、何時に自習室に向かって、
何時に1日の勉強をスタートして、
何時に昼食をして、何時に午後の勉強をスタートさせて・・・
といった形で、新生活の自分の1日の行動を洗い出す(書き出す)
作業をするのです。
これは、1日のスケジュールの予定の時間ではなく
「実際に行動した時間」を書き出します。
つまり、小さいメモなり携帯なりを常に持ち歩いて
行動の切り替わりごとに、「何時~何時、○○した」
といった形で記録していくわけですね。
もちろん夏休み中ずっとそれをやるのではなく、
新生活に切り替わった最初の数日だけこれをやります。
そうすることで、新生活における自分の1日の行動パターンが
明確に数字(活字)となってあぶり出されます。
その1日の行動記録が数日分(2~3日分でもOK)たまったら
一度それをじっくり眺めてみてください。
ほとんどの人は、ここで何らかの気づきがあるはずです。
「え?この行動、こんなに時間がかかってたのか!?」
「ん?なんでこんな時間に、こんなことやってるんだ?
これ、もっと後でもいいじゃん」
「あれ、この行動はすごく時間かかってると思っていたら、
意外に短時間で終わってるな」
単に頭の中だけで1日を振り返っているだけでは
全然気づかなかったことが、
その行動記録を眺めることで次々と発覚するのです。
こうやって行動記録という数字化(活字化)された
自分の1日を眺めることで、
自分自身の新生活を客観視できるわけですね。
結果、当然のことですが、
1日の中の無駄な時間や下手な段取りに気づいて、
「もっとこうした方がいいな」というアイデアが浮かび、
より生産性の高い1日が送れるようになります。
ちょっと面倒くさい作業ですが、
作業にかけた手間ひま以上に、確実に大きな発見を得られますし、
そもそもこういう面倒くさい作業ほど、多くの人はやらないので、
差が開きやすいところでもあるのです。
夏休みを確実に制覇したい人は、
まずはこの作業を早めにやっておき、
新生活における“1日の行動の客観化”をしておくことをおススメします。