- 2012-9-19
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こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
以前このメルマガで、
「年齢とともに時間がたつのが早く感じる理由」
についてお話しました。
今回はその続編。
前回のポイントだけ復習しますと、ようするに、
10歳の子にとって1年は人生の10分の1,
40歳の大人にとって1年は人生の40分の1
100歳のご老人にとって1年は100分の1
というふうに、
「年齢とともに、人生全体に占める
1年(1ヶ月、1週間)の割合が小さくなる」
ということで、それにより、振り返った時に
1年(1ヶ月、1週間)が短く感じるということでした。
実はこれ以外にもう1つ理由があります。
結論から先に言いますと、
【 大人になるほど毎日に新鮮さが無くなるから 】
です。
誰でもそうですが、ある程度経験を積んでしまうと
仕事もプライベートも、新しい体験が減っていき、
毎日がルーチンになって行きます。
(ルーチンというのは、ルーチン作業、ルーチンワークというように
いつもと同じことを繰り返すこと)
あなたも体験的にご理解いただけると思いますが、
このようにいつも同じようなルーチンな日々が続くと、
人間は時間が経つのが早く感じるのです。
いっぽう、子供のころは
体験量も知識もまだ少ないので
毎日が新鮮なため、刺激が多くて1ヶ月、1年が長く感じます。
大人になるとこの「新しい体験」が減るため
毎日に刺激がなくなる結果、
結果として1日、1週間、1年が短く感じるようになるのです。
これについて、ある宇宙飛行士の方は
「『最近時間がたつのが早いな』と感じたら
新しい体験をすることに挑戦する」
そうです。
つまり、あっという間に時間が経つ(;▽;)のを防ぐためには
子供のころのように、いつも刺激にあふれて新鮮で、
新しい体験をたくさん積む毎日にすればいいということですね。
というわけで、年齢とともに時間が経つのが早くなる理由は
▼人生全体に占める1年(1ヶ月、1週間)の割合が小さくなる
▼大人になるほど新鮮さの無い毎日になりがち
というこの「2つの理由」がかけ合わさって
時間がたつのが早くなるというのが
今のところ私の結論です。
前者の理由は、物理的なものですからどうしようもないですが
後者は、自分の心がけ次第で
いくらでも新しい体験を積み、新鮮な毎日を送ることは可能です。
長生きする秘訣は、アンチエイジングで
ただ肌を若返らせるだけではなく(笑)
できるだけ新しい経験を積んで
新鮮な毎日を送ること。
それが本当の意味での長生きであり、
充実した人生を送る秘訣だと私は思います。