- 2012-9-18
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こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
私は以前、勉強や仕事をしていて、
つい「余計なこと」をして脱線してしまう習慣がありました。
「余計なこと」というのは、
ネットサーフィンやメール・ニュースなどのチェック、
あるいはYouTubeを観たり、小説や漫画、
本、雑誌などを読んだりすることです。
ほとんどの場合は、何か調べ物をしようとして
たまたま開いた画面に出ていた広告が気になって・・
とか、ふとしたきっかけで違うことを始めた瞬間に
その世界からどんどん深穴に入っていてって
抜け出せなくなるということ。
このつい「余計なこと」に脱線してしまう習慣に
一時期はずいぶんと悩んだものですが、
今ではほぼ完全に克服できました。
克服するために行なった工夫はいくつかありますが、
その中でもかなり大きなウェートを占めるのが
【 脱線記録ノート 】
を作ったことです。
これはその名のとおり、
何か脱線して余計なことをしてしまった場合に
その時間を記録するための専用ノート。
このノートは、別に特別なものでも何でもなくて、
文房具屋さんで売っている手のひらに収まる
サイズのコクヨの小ノートです。
(100円もしなかったと思います)
それを、勉強や仕事をしているときは
常に机の片隅に置いておき、
何か脱線してしまったら、脱線終了後に
「今どれくらい脱線していたか」
という基準で、その脱線した時間をメモして行ったのです。
これを記録していくと、どうなったか?
脱線すればするほど、
とても悲しい気分になっていくのです(笑)
ひどい時には、1日に何行にもわたって記録されます(-_-;)
すると、自分が今日どれくらいの時間脱線していたかが
超リアルにわかるので、
「うわ(;゚Д゚)!、今日はこんな膨大な時間脱線していたのか!?」
と、想像以上の脱線時間に驚くことになります。
これを毎日続けていると、脱線するのが自然とイヤになって行き、
その記録している「脱線時間」を短くしたくなる気持ちが
心の底からわいてきます。
結果、あまり我慢・禁欲といった形ではなく
徐々に脱線する時間を減らすことができたのです。
これは実は、記録するだけで痩せる
「レコーディングダイエット」
の手法を勝手に応用したもの。
この手法が「過食防止」に使えたのなら
「脱線防止」にも使えるのではないかと思って試したのですが
理論は同じなので、やはりまったく同様の効果がありました。
ちなみにメモるときのコツは、簡略化することですね。
▼「分」や「時間」といった単位をイチイチかかない。
(どうしても書きたいなら、mやhなどの英語の頭文字表記で)
▼よく脱線するものは記号化する(例:YouTubeならYT、読書ならDなど)
▼あまり厳密に計測せず、だいたいの時間をメモる
(例:11分のときは「10」など、四捨五入して5分単位にするetc)
個人的にはすごく効果があった方法なので、
脱線しがちでお悩みの方は、よかったら試してみてくださいね。