- 2011-3-2
- 小ネタ集
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
今日は小ネタを1つ。
あなたのお住まいの地域にもよりますが、通学・通勤の
満員電車(!)
って、本当につらいですよね。
私は滋賀出身ですが、あの平和そうに見える(!?)滋賀ですら、
朝の満員電車はそこそこすごかったですね。私の場合、高校時代は滋賀の北にある彦根という駅へ向かう電車に乗っていて、
浪人時代はその逆方向の京都へ向かう電車に毎朝乗っていました。
滋賀県では「すし詰め」とまでは言いませんが、「座れたらミラクル!」といった混み具合。
滋賀県、イメージは人少なそうですが、電車は意外に混んでおるのです(笑)。
現在は東京在住ですが、東京の朝の満員電車は、なんというか、もう殺人的といいますか、
「なんでお金払って、こんなに苦しめられてるの俺?どんなアトラクションやねん!」
ぐらいに突っ込みをいれたくなるほど、激しい憎悪・殺意をもよおすレベルの苦痛を味わいます。
昔なにかの本で「満員電車で一日のエネルギーの7割が消費される」みたいな話を聞いたこともあります。真偽はしりませんが、十分ありえる話です。
で、あるときふと思ったのが、
「そもそも満員電車の何がつらいのだろう?」
ってことです。自分なりに考えてみたのですが、
立っているから?→いや、混んでない時に立っていると大して辛くない。
人が多いから?→いや、ディズニーランドやコンサートで人が多くてもあんなに辛くない。
・・・などと考えていったときに、肉体的には満員電車と同じ状況でも、必ずしも辛いとは限らないことに気づきました。
そして、最終的に行き着いた結論は、あくまで私の勝手な解釈ではありますが、
満員電車の辛さは、半分以上「精神的なもの」である
ということです。つまり、
▼朝、無理矢理起こされて、
▼大して行きたくもない学校や会社に行くために、
▼会話も笑いもBGMも何もない、
▼みんながみんな無表情の
▼空気の悪い乗り物に乗っている
という状況が、肉体に与える苦痛それ自体よりも、精神的に与える苦痛が大きいのではないか、と。
極端な話、電車内に人が全くいなければ、立ちっぱなしでも大して辛くありません。ようするに、
不機嫌そうな人が猛烈にいっぱいいる!
という、あの状況が
「視界に入ってくること」
が苦痛を生み出しているのではないかと思ったのです。
そこで考えたのが、「大勢の不機嫌な人が視界に入ってくる」のが満員電車の苦痛の大きな原因であるなら、
「視界を閉ざす」
(つまり「目をつぶる」)
ことで、苦痛が減るのではないかという仮説。
で、やってみました。やることは満員電車で「目を閉じる」だけ。
ただし、せっかく目を閉じても「満員電車に乗っている」と思ってしまったら、その思考に負けるので、
ディズニーランドでプーさんのハニーハント待ち(!)
の行列で混んでいると勝手に思って、ずーっと降りるまで目を閉じました。一応、隣には深津絵里がいる設定。
結果は、びっくりするくらい何にも辛くなかったですね。
個人差はあるでしょうが、誰でも少なくとも辛さは半分くらいに減るのではないでしょうか。
ちなみに、これまで数人の友人・知人に試してもらいましたが、一応全員から効果ありの報告はいただきました。
結局は、満員電車の辛さの原因は、半分以上、
視界にたくさんの人が映ること
だったというのが、私の結論。
これで満員電車の苦痛が2~3割でも減れば、一日の勉強の集中力にも好影響を与えますからね。
朝の電車が混む人は、よかったら明日でも一度試してみてください。
ほんの小ネタでしたが、ご参考になれば。