- 2013-7-7
- 元アメブロ記事(13年2月~14年5月、修正中)
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
あまり意識している人は少ないかと思いますが、勉強の集中力と大きく関係しているポイントの1つは「呼吸」です。
呼吸が浅いというだけで、心身にいろいろな不調が出ることもあり、逆に呼吸が深くなることによって、調子が良くなることも少なくありません。
スポーツやヨガなどで呼吸法をとても重視することが多いのはそのためで、口からの呼吸だけでなく、鼻呼吸で集中力がアップしたという実験結果もあるくらいです。
勉強関連の本をたくさん出版されている、テレビでおなじみの齋藤孝先生も、あまり知られていませんが実は呼吸の専門家で、勉強と呼吸の関係について複数の書籍でその重要性を説かれています。
呼吸の重要性をあまり聞いたことがない人は、「ただ息を吸って吐くだけでしょ?」と思いがちですが、
ただそれだけの行為なのに、これに関する無数の本が世の中にあるくらい、想像以上にものすごく奥が深いのが呼吸なのです。
このブログでも過去に何度か呼吸テクニックやその重要性について解説してきましたが、忙しい受験生の方は、あまり呼吸の深遠なる思想や数々の呼吸テクニックをガッツリ学ぶ必要はありません。
今回は、とくに簡単なチェックポイントだけ1つお伝えしておきますと、
【 自分の呼吸が浅くなっていないか 】
という点について、ときどき確認する習慣は持っておいてください。
というのは、受験生はじっと机に向かっている時間が長いので、よほど意識していないとついつい呼吸が浅くなりがちです。
呼吸が浅い状態が長く続くと、どんどんストレスがたまっていきます。
緑など自然がいっぱいある場所にいくと深呼吸をしたくなりますが、これは長時間呼吸が浅い状態が続いたせいで体内にたまってしまったストレスを、ほとんど無意識に吐き出そうとして、深い呼吸をしたくなるからです。
自然がいっぱいある場所に行くと気づくのに、普段の生活では呼吸の重要性を忘れてしまっている人がとても多いです。
とくにストレスがたまりがちな受験生の方は、自分の呼吸を今より少し意識して、勉強中にときどき深呼吸したり、
休憩時間に外に出て、大きく呼吸をして肺の中の空気を一度総入れ替えすることを習慣づけてみてください。Todoリストに「外で1分間の深呼吸」などと入れてもいいくらいです。
呼吸を深くするのに、努力も頑張りも不要ですからね。偏差値に関係なく誰にでもできます(笑)たったそれだけでストレスが軽減し、勉強に向かう集中力も維持できます。できるだけ、
【 自分の呼吸が浅くなっていないか 】
について、マメにチェックしておくことをお勧めします。
くれぐれも何日もの間、ずーっと浅い呼吸のままですごしてしまわないように注意しておいてください。