- 2013-6-25
- 元アメブロ記事(13年2月~14年5月、修正中)
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
受験生というのは、毎日の勉強で体に「疲れ」がたまってしまうことが多いですが、
勉強の生産性を高めるためには、この「疲れ」をいかにうまく取り除けるかが重要なポイントになってきます。
「疲れ」をリセットしてくれる方法はたくさんありますが、その中でも受験生にとって一番身近な方法で、かつ実際に効果がハッキリ認められる方法というのは、
「入浴」と「睡眠」
の2つですね。これにはあまり個人差というのはなくて、誰にとってもこの2つの時間は、1日の疲れをリセットしてくれる貴重な癒しタイムになる場合が大半です。
この2つを毎日しっかり確保して、「1日の疲れは、その日のうちに取り除く」ことを習慣にしておけば、
翌日、翌々日と疲れを引きずることなく、日々パワフルに勉強に取り組めるエネルギーが得られるわけであります。
ところが!
毎日とても忙しい受験生にとって、この2つの時間を、受験本番まで1日も欠かすことなく確保できるとは限りません。
ときには、夜遅くなってしまって、翌朝の起床時間もズラせない場合、
【 「入浴」or「睡眠」の究極の選択 】
を迫られるシーンも、少なからず出てくるわけですね。
つまり、あなたが仮に「毎日、最低6時間は寝たい」と思っている人だったとしても、
「明日は絶対に6時起床!なのに深夜0時前の今、まだお風呂に入っていないやん・゚・(ノД`;)・゚・」
みたいな状況です。
この場合、あなたの入浴時間が20~30分だったとしても、そこで入浴してしまったら、もう「最低6時間の睡眠時間」は確保できなくなることが確定してしまいます。
長い受験生活において、こういう「究極の選択」(!)を迫られることが少なくないわけですが、
大事なのは、このときにどちらを選択するかを「事前に考えておく」ことです。つまり、
A:最低睡眠時間を削ってでも「入浴」をとる
B:入浴をしないでシャワーですまして「睡眠」をとる
この2つの選択が迫られた時に、あなたははどちらを取るべきかということです。
このニ択というのはなかなか難しいものがありまして、まず一般論として「どっちが正解」ということは言えないと私は思っています。
考え方のポイントは、「どっちを選んだほうが、翌日の調子がまだマシか」という点になります。それを何回か経験してみて、自分で判断するしかありません。
まだあなたの中でどっちがいいか判明していない人は、そういう「究極の選択」を迫られたときに、翌日の調子を意識しておくと、
何回か経験すれば、どちらが自分にとってベストかわかるようになります。
ちなみに私の場合、このブログでわりと睡眠の重要性を話してますから、「睡眠」>「入浴」と考えているように思われるかもしれませんが、
この究極のニ択であれば、完全に「入浴」>「睡眠」の考え方をしてまして、選ぶのは「入浴」のほうです。理由は、そっちのほうが翌日の調子がいいから。
そういえば以前ある雑誌のインタビューで、元フジテレビアアナウンサーで現在弁護士の菊間さんが「睡眠と入浴なら、絶対入浴をとる」という話をされてました。
彼女は半身浴派です。私もそうですが半身浴をする人なら、30分の睡眠不足くらいなら、その30分を半身浴についやしたほうが、翌日の調子が良くなることが多いのではないでしょうか。
ここは自分で試すしかない部分ですが、半身浴の疲れをリセットする効果は抜群ですからね。
最悪、多少眠くなっても「仮眠」「昼寝」という“切り札”があるわけです(笑)
よって、私の個人的見解でいいますと、「30分の半身浴」>「30分の睡眠確保」となるわけですが、
あなたの場合はどちらがベストかについては、その「究極の機会」が訪れたときに、実際に自分で確認しておくしかありません。
受験が終わったあとも、この「究極の選択」を迫られるシーンは生涯何度も何度も何度も訪れますので(笑)
ぜひ、あなたの中でこのニ択問題における「正解」を、早めに導き出しておいてほしいと思いますね。