- 2013-6-13
- 元アメブロ記事(13年2月~14年5月、修正中)
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
私は自分の中で「禁止ワード」にしている言葉がいくつかあるのですが、その中でも受験生の方にもおススメの禁止ワード(というと変な日本語ですが(笑))があります。
それは、「疲れた」という言葉です。これ、絶対口にしないほうがいいです。
なぜかというと、答えは簡単で「疲れた」と口にすると、本当に疲れてしまうから。
どの程度の疲労で「疲れた」と口にするかは個人差があるところだと思いますが、人によっては頻繁に「あー疲れた」と口にする方もいます。
中にはほんのちょっとの疲労で「超疲れた」「死ぬほど疲れた」という人もいます。
本人としては、半ば口癖になってしまっているわけですが、こんな言葉が口癖になっていると、まあロクなことにはなりません。
大げさではなく、ロクな人生を送れなくなるリスクが一気に高くなります。
実は、心身が疲労しているから「疲れた」わけではなく、「疲れた」と言ったから本当に疲れる、という側面があるわけです。
それを口にした瞬間、自分の中で「疲れた」ことが事実として確定してしまい、本当に疲れてしまうのです。
このあたりのことを敏感に察知している会社で、「疲れた」という言葉を社内のスタッフに禁止している会社を私は何社か知っています。
中には「疲れた」と言った瞬間に、100円罰金するルール(というかゲームのような規則)を作っている会社もあるくらいです。
言った本人だけが疲れるならまだ許せますが、それを聞いた周りの人たちもハッキリ言って疲れます。
その人が放った「疲れた」というマイナスの言葉が、周りに伝わって周りのテンションまで下げてしまうわけです。
嘘だと思うなら、周りに友人がいるときに「疲れた」を連発してみてください。たぶん一気に友人が減ります(笑)「疲れた」を口に出して、得することなど何一つないんですね。
もし本当に疲れ切って、どうしても“その一言”が言いたくて言いたくてたまらなくなったら、
「疲れた」と言ったあとに「けど○○○」という形で、「○○○」のところに前向きな言葉をつけくわえると、マイナスとプラスで相殺されます。
「あー疲れた。けど、もうひと頑張りするぜ!」
「あー疲れた。けど、まあこれくらいは耐えられるな」
などなど、まあ何でもいいのですが、「あー疲れた。けど~」という方程式で文章を組み立てると、トータル的には無駄に疲れることもなくなりますので、まだいいと思いますね。なにか英語の構文の授業みたいですが。
受験生は実際それなりに心身の疲労を感じることも多々あるかと思いますが、それを「口に出したら負け」です。意地でも認めてはいけません。
「疲れた」は決して口にしない。最悪、出てしまったらそのあと前向きな言葉をつなげる。
目標に向かって常に高いエネルギーを維持しなければならない受験生活においては、このルールを厳格に守って、毎日の勉強に励むのがいいと私は思います。