- 2013-5-10
- 元アメブロ記事(13年2月~14年5月、修正中)
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
今回は、適度な緊張感を保ちつつ勉強ができるプチテクを。
受験本番までまだ少し時間の余裕があるときは、緊張感を保って勉強するのがなかなか難しい場合があります。
さすがに直前期にあたる本番1~2ヶ月くらい前になりますと、みんなお尻に火がつきますから、集中して勉強できるわけですが、
本番までまだ半年以上あるような時期は、まだそれほど緊張感も無くて、つい気がゆるんでしまうこともあるかと思います。
この「つい気がゆるむ」状態を防ぐには、何らかの“刺激”が必要です。
その観点でいうと、たとえば「模試を受ける」ことは、刺激を受けるいい機会ですね。
自分のリアルな状況がわかりますし、大勢の受験生を目の当たりにしますから、かなり緊張感も高まります。
あるいは、私が書いているこのブログを見るのもいいと思います。
さりげなく宣伝してますが(笑)、 ただ、実際のところ、私はこのブログを書くときはできるだけ受験生の方に刺激を受けてもらえるように書いているのは事実です。
読んだ人が「アカン!オレもっとがんばらないと!」と、いい意味での焦りや緊張感を覚えるように、 時々あえてちょっと耳に痛い辛口な表現も入れて、受験生のあなたの勉強に向かうやる気が高まるように記事を書いています。
だから、テンションが下がりかけたら、このブログに遊びに来てください。きっと勉強のやる気が戻ってきます。毎日来てくれるのがベストですけどね(@_@)
で、今回は「模試を受ける」「中西の素晴らしいブログを読む」ということ以外に、受験生が緊張感を維持して勉強するプチテクとしておススメしたい方法があります。
それが、 1日1回、過去問を見る という方法です。
ピンときましたか?あくまで「見る」だけなので、「解く」必要はありません。
これ、ハッキリ言ってかなり緊張感が高まります。人によっては、模試を受けに行くより緊張するかもしれません。
言うまでもなく、過去問というのは、あなたが受験本番で受けることになる内容が、ほぼそのまんま掲載されています。
当然ながら、本番までまだだいぶ時間がある現時点では、過去問を見ても解けない問題のほうが多いでしょう。
場合によっては、何が書いてあるのかチンプンカンプンかもしれません(笑) そのレベルの問題を、あなたは数ヶ月後にスラスラと解けないといけないわけです。
過去問を見ることで、いやが応でも自分の現在のレベルを痛感せざるをえません。
「本当に自分は数ヶ月後にこんな問題を解けるのか!?」と思うことでしょう。
この「受験本番で必要となるレベル」の確認と、「現在の自分のレベル」の確認により、 (「確認」といっても、実際に解くわけではないので直感的な確認なのですが、今回の目的ではそれで十分)、 現実として、自分自身のいたらなさを目の前に突きつけられることになります。
当然の流れとして、緊張感が一気に高まります。 別にその作業に何十分もかける必要はないですよ。
1日1回、ちょこっと数十秒~数分間ほどパラパラと見る程度で十分です。
この作業をTodoリストに入れてルーチン化しておけば、常に緊張感が途切れることなく、集中して勉強を続けることができます。
ときどき、現実を見たくないあまり、何ヶ月も過去問にまったく触れない人がいますが、それではダメ。
「過去問を見る恐怖」と戦ってください。「自分のレベルを知る恐怖」と戦ってください。
その「恐怖」と前向きに向き合って現実を直視することで、緊張感が高まります。
その緊張感が、勉強に向かう集中力を生み出すのです。
ぜひ1日1回、10秒でもいいので過去問を見ることを習慣にしてみてほしいと思います。 これを習慣に出来れば、本番までほとんど気がゆるむことなく、 適度な緊張感を維持して勉強に取り組めるようになりますから。